理科生物

飲み会終わりの「締めのラーメン」なぜ美味しく感じる?味の仕組みを元塾講師がわかりやすく解説

3-1.エネルギー(ブドウ糖)不足

アルコールの分解には糖分と酸素が必要不可欠です。これをエネルギーとし、酵素のはたらきによって分解が進みます。つまりこのとき血液中の糖分(ブドウ糖)を消費することで血糖値が減少してしまうのです。これを元に戻そうと体が判断するため、結果として空腹感が出て「何か食べたい」という気持ちにさせられるということですね。

糖分を多く含むものといえば炭水化物でしょう。ラーメン以外にもおにぎりや雑炊、焼きそばなどを締めとして提供しているお店は少なくありません。いつかもし居酒屋に行く機会があればチェックしてみてくださいね。デザートのメニューのすぐ前に炭水化物のメニューが用意されているはずですよ。

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3-2.塩分やアルカリ性を欲する

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人の血液は弱アルカリ性に保たれているのですが、ビールをたくさん飲むことでそのバランスは酸性に傾くことがわかっています。そのため、血糖値同様、元に戻そうとする意識がはたらくことで体はアルカリ性食品を欲するようになるでしょう。ラーメンの麺にはかんすいと呼ばれるアルカリ性の液体(豆腐作りでいうにがり)が必要不可欠です。アルカリ性食品であるラーメンが美味しく感じられるのは、体が求めているものだからこそかもしれませんね。

さらに、ビールにはカリウムが多く含まれています。体内においてカリウムとバランスをとっているのはナトリウムなので、カリウム過多の状況ではナトリウムを摂取することで平衡を保とうとするでしょう。その結果、塩分がほしくなるのです。ラーメンには十分な塩分が含まれていますよね。

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ビールっ腹の原因は飲み会ならではの深夜の食事、締めのラーメンのせいかもしれないな…。

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3-3.二日酔い

忘れてはいけないのは二日酔いです。分解の過程で生成するアセトアルデヒドが二日酔いの原因としてよく知られていますね。さらに水分不足、血糖値低下、血中pHやナトリウム・カリウムのバランス異常によっても様々な症状が出ます。飲酒はほどほどに、酒は飲んでも飲まれるな、ということでしょう。

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Ayumi05