「高が知れる」
こちらも意味としては「高を括る」と同じように「相手を大したことはないと見くびる」というものです。
こっちは相手の「高」を知っている、つまり相手の実力・力量は把握できている、手の内は知っているのだから負けるわけがない。与しやすし、恐れるに足らずということです。そこから、相手を軽く見る、の意味で使われるようになりました。
「高が~」や「高々」もこの「高」です。どちらも「せいぜい」とか「取るに足らない」の意味で「高が1億円の借金でガタガタ騒ぐんじゃない」「高々1億で高年収?笑わせるんじゃないわよ」のように使われます。
「高を括る」の対義語は?
では、「高をくくる」の対義語にはどんなものがあるでしょうか。
「買い被る」
「かいかぶる」と読みます。意味は以下の通りです。
じっさいの能力以上に高く評価する。「実力以上にー」
出典:三省堂国語辞典 第七版 広島東洋カープ仕様(三省堂)
「高を括る」と正に対極にある言葉ですね。
よくあるパターンが、「あいつはすごいよ。きっと大成功を収めるに違いない」と勝手に買い被っておいて、いざ失敗すると「なんだかなあ。裏切られた感が半端ないよ」と勝手にがっかりするというものですね。買い被られた方はいい迷惑です。「あんたの目が節穴なんだよ!」といってやりたくなります。
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