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【四字熟語】「疑心暗鬼」の意味や使い方は?例文や類語をWebライターがわかりやすく解説!

「疑心暗鬼」の使い方・例文

「疑心暗鬼」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

1.用心深いのは結構だが、「疑心暗鬼」に陥ると足元をすくわれるぞ。
2.不幸なことが重なってしまい、彼女は今「疑心暗鬼」の塊だ。
3.ネットで誹謗中傷していたのが親友だとわかったときは、「疑心暗鬼」になってしまい、すべての人が怖くなりました。
4. 「疑心暗鬼」に駆られた結果、暴言を吐き続けた彼は友人を全て失った。

些細なことでも疑う、恐怖心を感じることから、周囲を信頼できないという内に籠った心理状況を表すこともあります。

「疑心暗鬼」の類義語は?違いは?

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「疑心暗鬼」の類語を四字熟語を中心にいくつか紹介していきましょう。

「窃鉄之疑」「窃鉄の疑い」

「疑心暗鬼」の出典とほぼ同じ故事に因みます。「ある人がまさかりをなくして山から帰ってきたが、隣家の子が犯人ではないかと疑った。言動全てが怪しく見える。しかし、まさかりが見つかると、途端にその子のことを盗みを働くようには思えなくなった」というものです。

「疑心暗鬼」は周囲の人間全員に対する疑念ですが、「窃鉄之疑」、「窃鉄の疑い」はある特定のひとりに対するもの、というのが違いでしょうか。

「呉牛喘月」

随分と難しい漢字ですね。「ごぎゅうぜんげつ」と読むんですよ。呉の牛は月を見て喘ぐというのが文字そのままの意味。何のことだかわかりませんので少し解説しましょう。

呉というのは中国に昔あった国で、南方に位置しとても暑い気候でした。その国の牛はギラギラと照り付ける太陽の熱で辛い思いをしていました。ですから、夜に月が昇るのを見ても太陽だと勘違いして、ぜいぜいはあはあと息が乱れてしまう、という故事に因んだ四字熟語です。

必要以上に怯えを感じる点が「疑心暗鬼」と似ていますね。一方で必要以上に警戒した結果「取り越し苦労に終わる」という意味も持っています。

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