この記事では英語の熟語「rarely/seldom, if ever, V」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「たとえするにせよめったにVしない」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC 910点で、現役の英語塾講師であるライターコウ ガブリエルを呼んです。一緒に「rarely/seldom, if ever, V」の意味や例文を見ていきます。

ライター/コウ ガブリエル

現役の英語塾講師。香港で小学校から高校生までに受験英語を指導。また、過去東京で留学する際に、日本人の社会人にTOEICやビジネス英語などを指導したことがある。 

熟語「rarely/seldom, if ever, V」の意味は?

image by iStockphoto

「rarely/seldom, if ever, V」は「たとえするにせよめったにVしない」という意味です。ネイティブの方がよく「rarely/seldom, if ever, V」を使い、普段あまりしない行動など説明します。ネイティブのようにうまく英語で他人に自分の習慣や特異なことを伝えたいなら、是非「rarely/seldom, if ever, V」の意味を使い方を覚えておきましょう。

意味「たとえするにせよめったにVしない」

「rarely/seldom, if ever, V」は「たとえするにせよめったにVしない」という意味です。「rarely」、「seldom」は「滅多に」、「あまり」という意味で、頻度が低いということを表します。「if ever」を付け加えることにより、頻度が低いということをさらに強調するのです。

では、例文を見てみましょう。

Seldom if ever do I have a chance to travel in Japan.
日本を旅行するチャンスが滅多にありません。

He rarely, if ever, does homework.
彼は宿題を滅多にしません。

Rarely if ever does he work hard.
彼は滅多に仕事に励みません。

熟語「rarely/seldom, if ever, V」の言い換えや、似た表現は?

「rarely/seldom, if ever, V」の言い換えとして、 「hardly, if ever, V」と 「probably never V」があります。では、それぞれの使い方を例文と一緒に確認しましょう。

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言い換え例:「hardly, if ever, V」を使った言い換え

「hardly」は「hard」の副詞だと多くの方に誤解されていますが、実は「hardly」は「rarely」、「seldom」と同じで、「滅多に」、「あまり」という意味です。よって、「rarely/seldom, if ever, V」は「hardly, if ever, V」に置き換えることができます。

Hardly if ever do I have a chance to travel in Japan.
日本を旅行するチャンスが滅多にありません。

He hardly, if ever, does homework.
彼は宿題を滅多にしません。

Hardly if ever does he work hard.
彼は滅多に仕事に励みません。

言い換え例:「probably never V」を使った言い換え

「probably」は「多分」という意味で、「never」は「一度も…しない」という意味です。よって、「probably never V」は「rarely/seldom, if ever, V」と一緒で頻度が低いことを指します。

I probably do not have a chance to travel in Japan.
日本を旅行するチャンスが多分一度もありません。

He probably never does homework.
彼は多分一度も宿題をしたことがありません。

Probably he never work hard.
多分彼は一度も頑張って仕事したことはありません。

熟語「rarely/seldom, if ever, V」を使いこなそう

この記事では熟語「rarely/seldom, if ever, V」の使用例や、他の表現での言い換えパターンを説明しました。ネイティブの方は日常会話をする時、よく「rarely/ seldom, if ever, V」、「hardly, if ever, V」と 「probably never V」を使いますよ。ネイティブのようにうまく英語で滅多にしないことを説明したいなら、是非「rarely/ seldom, if ever, V」、「hardly, if ever, V」と 「probably never V」を頭に入れておいて、今度英会話をする時、それらを使ってみてください。

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英語の熟語

【英語】1分でわかる!「rarely/seldom, if ever, V」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語

この記事では英語の熟語「rarely/seldom, if ever, V」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「たとえするにせよめったにVしない」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC 910点で、現役の英語塾講師であるライターコウ ガブリエルを呼んです。一緒に「rarely/seldom, if ever, V」の意味や例文を見ていきます。

ライター/コウ ガブリエル

現役の英語塾講師。香港で小学校から高校生までに受験英語を指導。また、過去東京で留学する際に、日本人の社会人にTOEICやビジネス英語などを指導したことがある。 

熟語「rarely/seldom, if ever, V」の意味は?

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「rarely/seldom, if ever, V」は「たとえするにせよめったにVしない」という意味です。ネイティブの方がよく「rarely/seldom, if ever, V」を使い、普段あまりしない行動など説明します。ネイティブのようにうまく英語で他人に自分の習慣や特異なことを伝えたいなら、是非「rarely/seldom, if ever, V」の意味を使い方を覚えておきましょう。

意味「たとえするにせよめったにVしない」

「rarely/seldom, if ever, V」は「たとえするにせよめったにVしない」という意味です。「rarely」、「seldom」は「滅多に」、「あまり」という意味で、頻度が低いということを表します。「if ever」を付け加えることにより、頻度が低いということをさらに強調するのです。

では、例文を見てみましょう。

Seldom if ever do I have a chance to travel in Japan.
日本を旅行するチャンスが滅多にありません。

He rarely, if ever, does homework.
彼は宿題を滅多にしません。

Rarely if ever does he work hard.
彼は滅多に仕事に励みません。

熟語「rarely/seldom, if ever, V」の言い換えや、似た表現は?

「rarely/seldom, if ever, V」の言い換えとして、 「hardly, if ever, V」と 「probably never V」があります。では、それぞれの使い方を例文と一緒に確認しましょう。

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