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【四字熟語】「晴耕雨読」の意味や使い方は?例文や類語、英語表現をWebライターがわかりやすく解説!

のんびりと心静かに、思うまま過ごすこと。▽「悠悠」はゆったりと落ち着いたさま。「自適」は自分の思うままに楽しむこと。「悠悠」は「優遊」「優游」とも書く。

出典:新明解四字熟語辞典(三省堂)「悠々自適」

「晴耕雨読」の「田園で世間のわずらわしさを離れて、心穏やかに暮らすこと」の意味と、「悠々自適」の「のんびりと心静かに、思うままに過ごす」の意味とは、ほぼ同じ状況を表しています。多くの人が、「晴耕雨読」や「悠々自適」な生活を望むのは、当然のことかも知れません。

「昼耕夜誦」

続いて、「昼耕夜誦」(ちゅうこうやしょう)の意味を確かめてみましょう。

昼間は農作業をして、夜は勉強すること。または、貧しい生活をしながらも勉学に励むこと。

「昼耕」は昼に農作業をすること。

「夜誦」は夜に本を声に出して読むこと。

「昼は耕し夜は誦す」とも読む。

出典:四字熟語辞典オンライン「昼耕夜誦」

「昼耕夜誦」とは、聞きなじみのない言葉かも知れません。「晴耕雨読」と同じように田畑を耕したり、本を読んだりするのですが、晴れた日ではなく、昼間、雨の日ではなく夜である点が違います。ただ、自然に従って外で活動したり、室内で過ごすという点からすると、類語と呼んで間違いなさそうです。

ところで、ここで「昼耕夜誦」の「誦」の定義を見ておきましょう。

[音]ショウ(漢) ジュ(呉) [訓]となえる そらんじる

①〈ショウ〉

声を出して読む。となえる。「愛誦・詠誦・誦口・読誦・朗誦」

暗記して読む。そらんじる。「暗誦」

②〈ジュ〉お経をとなえる。「読誦・念誦・諷誦(ふうじゅ)・諷誦(ふじゅ)」

[名のり]すみ

[難読]誦経(ずきょう)

出典:デジタル大辞泉(小学館)「誦」

「誦」は声に出して読んだり、暗記して読むことから、どちらかと言うと勉強するとイメージが強いです。そこから、「昼耕夜誦」の「勉学に励む」の意味につながったのでしょう。

大項目 「晴耕雨読」の英語表現

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最後に、「晴耕雨読」は英語ではどのように表現するのか、例文で見てみましょう。

I work in fields in fine weather and read at home in wet weather.…天気が良ければ畑仕事、雨が降れば家で読書をします。

He spends his life working in the fields in good weather and reading at home when it rains.…彼の毎日は、晴れの日には畑を耕し、そうでなければ部屋で本を読むというものです。

「晴耕雨読」を使いこなそう

ここまで、「晴耕雨読」の意味や類語、反義語と英語表現を見てきました。晴れなら田畑を耕し、雨が降れば部屋で本を読む。そんなシンプルな生活は、現代の生活からはあまりにかけ離れていて、想像がつきづらいかも知れませんが、100年ほど前の日本では、晴耕雨読の生活はごく一般的なものでした。現代の私たちは晴れても雨でも、それほど問題なくしたいことが出来る便利な生活を送っています。現代の文化やテクノロジーの恩恵を受けつつも、晴耕雨読の生活ができれば、それが理想的と言えるかも知れませんね。

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