国語言葉の意味

【四字熟語】「諸行無常」の意味や使い方は?例文や類語をWebライターが解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「諸行無常」について解説する。

端的に言えば諸行無常の意味は「一切は変化する」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

元国語塾講師で、仏教にも詳しいライターのトミー先生を呼んだ。一緒に「諸行無常」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/トミー先生

元国語塾講師で、通信教育で英語と国語の「赤ペン先生」などもやっていた。実はドイツ語が得意で、外国語を学ぶことにより国語を理解するのに役立つと実感している。今回は仏教のキーワードである「諸行無常」について、語源と意味と使い方を自分でしっかり理解できるよう、わかりやすく解説していく。

「諸行無常」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速「諸行無常」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。「諸行」は「しょぎょう」、「無常」は「むじょう」と読みますが、こういう読み方をするということは、仏教用語であるということがわかりますね。平氏の滅亡を描いた『平家物語』が、「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」で始まるのは、知っていますよね。

どんなに大きな寺の鐘でも、音の出るのはただ一瞬で、しばらく反響が残るものの、やがて消えていくのですね。この世のものは永遠に続くことなどなくて、誕生しては消滅し、消滅してはまた誕生するというお釈迦様の教えを端的に示していますよね。

「諸行無常」の意味は?

諸行無常」には、次のような意味があります。この四字熟語をそのままわかりやすい日本語に訳すと、「あらゆる行いは永遠に続くことはない」となるでしょう。辞典の説明を読んでみることにしましょう。

仏教の根本主張である三法印の一。世の中の一切のものは常に変化し消滅して、永久不変なものはないということ。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「諸行無常」

辞典によると、仏教の根本的な教理として「三法印」が挙げられていますが、それは諸行無常印、諸法無我印、涅槃寂静印の三つなのですよ。「諸行無常」はその「三法印」の最初のものですね。

後の二つの「諸法無我」は「しょほうむが」、「涅槃静寂」は「ねはんせいじゃく」と読みます。「諸法無我」はこの世界の万物はすべて因縁(いんねん)でつながっていること、「涅槃静寂」はすべての煩悩(ぼんのう)を超越した悟りの境地は静かであることを意味しるのですよ。では、「諸行無常」についてもう少し深く考えてみることにしましょう。

「諸行無常」の使い方・例文

諸行無常」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

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