国語言葉の意味

「三位一体」の意味は?読み方・使い方・歴史も言葉大好きライターがわかりやすく解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「三位一体」について解説する。「三位一体」は、簡単に言うと「3つ合わさって1つになる」という意味だ。漢字からもわかりやすいだろう。ただ、意味だけ教えられても具体的にどういうことを示しているのか、ピンとこないという奴も多いだろうな。元建築系企業社員、現言葉大好きライターのsasaiを呼んだ。一緒に「三位一体」の意味や派生語、歴史などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/sasai

元会社員の現役フリーライター。言葉が好きで文章が好き。読むのも書くのも大好きで、海外小説からビジネス書まで何でも読む本の虫。こだわりをもって言葉の解説をしていく。

「三位一体」の意味とは?

image by iStockphoto

「三位一体」とは以下のような意味です。

キリスト教で、父(神)と子(キリスト)と聖霊は、一つの神が三つの姿となって現れたものであるという考え方。転じて、三つのものが、一つのものの三つの側面であること。三つの別々のものが緊密に結びつくこと。また、三者が心を合わせて一つになること。

出典:goo辞書「三位一体 意味」

上記の引用の中には、2つの意味が記載されています。ひとつはキリスト教における「三位一体」であり、もうひとつは日常的に使用される「三位一体」の意味です。どちらであっても、3つ揃っていることが大切であること。3つ揃って1つの効果を生み出すことを指し示しています。

読み方は「さんみいったい」です。「位」という漢字を通常「み」とは読まないため、シンプルな漢字ながらやや難読の側面を持っています。

3つ合わさって1つになるとは?

「三位一体」は辞書上の意味を調べたとしても、具体的にどういうことなのかよくわからないという人も多いでしょう。「三位一体」とは、同じ目標に向かって3つのものが各々の役割を果たして成果をあげる。あるいは、同じ目標のために3つのものが同じ行動を起こし、結果が出るということです。

また、3つの物質を組み合わせて1つの物体にした場合なども「三位一体」と言えます。

「三位一体」の使い方

「三位一体」は以下のように使用します。

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