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【四字熟語】「孟母三遷」の意味や使い方は?例文や類語などを現役塾講師がわかりやすく解説!

この記事では「孟母三遷」について解説する。

端的に言えば孟母三遷の意味は「子供の成長のために環境を整えること」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

10数年間、中高生に学習指導をしているライターヤマトススムを呼んです。一緒に「孟母三遷」の意味や例文、類語などを見ていきます。

ライター/ヤマトススム

10数年の学習指導の経験があり、とくに英語と国語を得意とする。これまで生徒たちを難関高校や難関大学に導いてきた。

「孟母三遷」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速「孟母三遷」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。母親の子の成長を願う気持ちから生まれた言葉ですよ。

「孟母三遷」の意味は?

「孟母三遷」は「孟母三遷の教え」と言われることもありますが、とくに意味が変わるわけではありません。「孟母三遷」には、次のような意味があります。

1.教育には環境が大切であるという教え。また、教育熱心な母親のたとえ。三遷の教え。

出典:デジタル大辞泉(小学館)

子供は環境に影響を受けやすいので、親は環境に配慮したほうがよいというという意味です。そこから転じて、とくに教育熱心な母親のことを指すこともあります。

「孟母三遷」の語源は?

次に「孟母三遷」の語源を確認しておきましょう。

「孟母」は孟子の母のことで、孟子とは孔子の教えを受け継ぎ儒教を学んだ戦国時代の思想家のことです。「孔孟の教え」という言葉もあるほど、儒教においては重要な人物とされています。

もともと墓地の近くに住んでいた孟子は、葬式のまねごとばかりしていました。これはよくないと考えた母親は市場の近くに引っ越しをします。ところが、今度は商人の駆け引きのまねをするようになったので、さらに学校のそばに移りました。すると、ここでは礼儀作法のまねをするようになったで、こここそ教育によい場所だと定住するようになります。

住居周辺の環境が子供のためにはよくないからと引っ越しを繰り返し、三ヶ所目のところでやっと落ち着いたことで「三遷」というわけです。

\次のページで「「孟母三遷」の使い方・例文」を解説!/

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