ライター/sasai
元会社員の現役フリーライター。言葉が好きで文章が好き。読むのも書くのも大好きで、海外小説からビジネス書まで何でも読む本の虫。こだわりをもって言葉の解説をしていく。
二律背反は、哲学の用語で、ふたつの矛盾する(併存し得ない)命題がどちらも成立し得る状況のことである。論理的根拠に基づき、ある命題と、その否定命題が、同等の妥当性を持って証明できる状況。
現代の 一般的な文脈では、「どちらも正当であり、かつ、互いに対立する主張」を指すような意味で用いられることが多い。
~中略~
単に「矛盾」や「逆説(パラドックス)」と言い換えても差し支えない意味合いで用いられることも多い。
出典:Weblio辞書「二律背反 意味」
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