「dark」・「shadowy」・「dim」:よく見えない
dark(暗い)・shadowy(影のような、おぼろげな)・dim(ほの暗い)など、周囲が暗くてよく見えない時の表現です。
「fuzzy」:はっきりしない、あいまい
「ファジー」とすでに日本語になっている英単語。けばだった、輪郭がぼやけていることの意から、境界が不明確、あいまい、の意味で使われます。柔軟性がある、の表現なら良い意味ですが、優柔不断、意見・考え方がはっきりしない、となれば悪口にも。90年代に流行した言葉です。
「vague」:あいまい、漠然
考えや感情など、幅広い物事に対して曖昧である時に使える形容詞。日本語のあいまいに似た使い方が出来ます。
a vague memory
ぼんやりとした記憶
I gave him a vague answer.
私は彼にあいまいな返事をした。
「ambiguous」:あいまい、両義性
不確かで曖昧であるという広義ですが。様々な解釈ができる、二通りの取り方ができるのでまぎらわしい、というニュアンスが加わります。
an ambiguous word
まぎらわしい言葉
His idea is ambiguous.
彼の考えはあいまいだ。
「曖昧模糊」読めて書けたら語彙力アップ間違いなし
この記事では「曖昧模糊」の意味・使い方・類語などを説明しました。
ぼんやりとしてつかみどころのないのが「曖昧模糊」。一方で「曖昧」は意識的にはっきりとさせない、できない場合に使われます。世界は曖昧模糊、日常は曖昧を多用、と言えるかもしれません。
読めてもなかなか書けない漢字の四字熟語ですが、「曖昧模糊」から広がる多くの知識を得ることが出来ますね。