「比翼連理」の使い方・例文
語源もしっかり把握したところで、「比翼連理」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。
あの夫婦は比翼連理の仲だ。
お互いが無くてはならない、一心同体のパートナーであることを示します。
玄宗と楊貴妃もそうありたかったのでしょう。
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「比翼連理」の類義語は?違いは?
では類義語を見ていってみましょう
「連理之枝」
比翼連理の連理の部分、こちらも仲睦まじい夫婦を指しますが、やはり悲しい故事が基になっています。
古代中国で家来の妻に一目惚れした王様が、無理矢理に彼女を拉致。王の好きにされるくらいならと王の目を盗み、彼女は自殺してしまいます。夫もほどなく死んでしまいました。思い通りにならないことに怒った王は二人を同じ墓に埋めることを許しませんでした。ですが、不思議なことに数日で二人の墓から木が生え、枝が絡み合って死後の愛を示したということです。これが「連理の枝」。
実は最初、楊貴妃は玄宗の息子の妻でした。一目惚れした玄宗が無理やりに引き裂いた形です。白居易ほどの詩人がこの故事の由来を知らないことはあり得ません。あえて持ってくるところには事件に対する批判的な視線も想像することができます。
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