この記事では英語の熟語「many more ...」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「ずっと多くの…」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC 910点で、現役の英語塾講師であるライターコウ ガブリエルを呼んです。一緒に「many more ...」の意味や例文を見ていきます。

ライター/コウ ガブリエル

現役の英語塾講師。香港で小学校から高校生までに受験英語を指導。また、過去東京で留学する際に、日本人の社会人にTOEICやビジネス英語などを指導したことがある。

熟語「many more ...」の意味は?

image by iStockphoto

「many more…」は「ずっと多くの…」という意味です。ネイティブの方がよくこの熟語を使い、ある物の数が別の物を遥かに超えるということを説明します。ネイティブのように英語でうまく数量を比較したい方は、是非「many more...」の意味と使い方を覚えておきましょう。

意味その1 「ずっと多くの…」

「more」は「(数・量・程度など)もっと多い」、「より多くの」という意味です。「many」は副詞を働きをし、数量の超過の程度が明らかであるということを表します。よって、「many more...」は「ずっと多くの…」、「ずっとより多い…」という意味です。

では、例文を見てみましょう。

I am going to eat many more hamburgers than I eat even now.
今より多くのハンバーガーを食べます。

My sister has many more interesting books than I do.
妹は、私よりずっと多くの面白い本を持っています。

There are many more tourist spots in Tokyo than in Hong Kong.
東京には、香港よりずっとたくさんの観光地があります。

意味その2 「後…」

「many more...」は質問に出る時、「後…物を完成させる」という意味があります。

How many more days will you start working?
あなたは後何日仕事を始めますか?

How many more times can I retake this test?
私は後何回この試験を受け直せますか?

How many more hours will you finish cooking?
料理が出来上がるまで後何時間かかりますか? 

\次のページで「熟語「many more ...」の言い換えや、似た表現は?」を解説!/

熟語「many more ...」の言い換えや、似た表現は?

「many more...」の似た表現として、「much more...」と「way more...」があります。では、それぞれの使い方を例文と一緒に確認しましょう。

似た表現例:「much more」を使った

「much more...」は「many more...」と同じで、「より多く…」という意味です。ただし、「many」と「more」の違いと同じで、「many more...」は可算名詞に、「much more...」は不可算名詞に用いられます。

また、「much more」は副詞の働きをし、「よりずっと…」という意味をするのです。

I have much more money than my sister.
妹より、私の方がお金を持っています。

This task is much more difficult than the previous one.
このタスクは、前のタスクよりずっと難しいです。

Being humble is much more important than getting excellent academic achievement.
学術の成就を手に入れるより、謙虚でいるほうがずっと大事です。

似た表現例:「way more...」を使った

「way more…」は「much more...」と同じで、比較を強調する際に用いられます。

This task is way more difficult than the previous one.
このタスクは、前のタスクよりずっと難しいです。

Being humble is way more important than getting excellent academic achievement.
学術の成就を手に入れるより、謙虚でいるほうがずっと大事です。

Learning programming is way more indispensable than writing articles.
文章を書くより、プログラミングを学習するほうがずっと大事です。

\次のページで「熟語「many more ...」を使いこなそう」を解説!/

熟語「many more ...」を使いこなそう

この記事では熟語「many more ...」の使用例や、他の表現での言い換えパターンを説明しました。「many more...」は数を比較する際に用いられるのです。また、「much more...」と「way more...」は副詞の働きをし、比較を強調する際に用いられます。ネイティブの方は日常生活でこの3つのフレーズを頻繁に使うので、語彙力を向上したい方は、是非それらを覚えておいてください。

英語の勉強には洋楽の和訳サイトもおすすめです。
" /> 【英語】1分でわかる!「many more …」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語 – Study-Z
英語の熟語

【英語】1分でわかる!「many more …」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語

この記事では英語の熟語「many more …」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「ずっと多くの…」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC 910点で、現役の英語塾講師であるライターコウ ガブリエルを呼んです。一緒に「many more …」の意味や例文を見ていきます。

ライター/コウ ガブリエル

現役の英語塾講師。香港で小学校から高校生までに受験英語を指導。また、過去東京で留学する際に、日本人の社会人にTOEICやビジネス英語などを指導したことがある。

熟語「many more …」の意味は?

image by iStockphoto

「many more…」は「ずっと多くの…」という意味です。ネイティブの方がよくこの熟語を使い、ある物の数が別の物を遥かに超えるということを説明します。ネイティブのように英語でうまく数量を比較したい方は、是非「many more…」の意味と使い方を覚えておきましょう。

意味その1 「ずっと多くの…」

「more」は「(数・量・程度など)もっと多い」、「より多くの」という意味です。「many」は副詞を働きをし、数量の超過の程度が明らかであるということを表します。よって、「many more…」は「ずっと多くの…」、「ずっとより多い…」という意味です。

では、例文を見てみましょう。

I am going to eat many more hamburgers than I eat even now.
今より多くのハンバーガーを食べます。

My sister has many more interesting books than I do.
妹は、私よりずっと多くの面白い本を持っています。

There are many more tourist spots in Tokyo than in Hong Kong.
東京には、香港よりずっとたくさんの観光地があります。

意味その2 「後…」

「many more…」は質問に出る時、「後…物を完成させる」という意味があります。

How many more days will you start working?
あなたは後何日仕事を始めますか?

How many more times can I retake this test?
私は後何回この試験を受け直せますか?

How many more hours will you finish cooking?
料理が出来上がるまで後何時間かかりますか? 

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