この記事では英語の熟語「It was the least I could do.」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「たいしたことはしていません。」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC 910点で、現役の英語塾講師であるライターコウ ガブリエルを呼んです。一緒に「It was the least I could do.」の意味や例文を見ていきます。

ライター/コウ ガブリエル

現役の英語塾講師。香港で小学校から高校生までに受験英語を指導。また、過去東京で留学する際に、日本人の社会人にTOEICやビジネス英語などを指導したことがある。

熟語「It was the least I could do.」の意味は?

image by iStockphoto

「It was the least I could do」は「たいしたことはしていません」という意味です。ネイティブの方が相手に何かをしてあげた時に、そのお礼を言われた時によくこのフレーズを使い、返事します。ネイティブのようにうまく英語でキャッチボールできるようになりたい方は、是非この機会に「It was the least I could do」の意味と使い方を覚えておきましょう。

意味 「たいしたことはしていません。」

「It is the least I could do.」というフレーズを直訳すると、「それは私ができる最小限のことです」という意味になるのです。

この表現は、「本当にもっと力を注ぎ、もっとお役に立てれば良いのに、残念ながらできません。でもこれぐらいできますよ。」という気持ちを伝えたい時に用いられます。

つまり、「それぐらい何でもないよ」、「どういたしてまして」を言いたい時、このフレーズを使い、相手に返事すれば良いです。

では、各シチュエーションを見て、「It is the least I could do.」の使い方を把握しましょう。

A: Thank you for your help.
B: It is the least I could do. You have helped me a lot before.
A: 手伝ってくれてありがとうございます。
B: お安い御用ですよ。君が前色々手伝ってくれたからです。

A: I will buy you lunch.
B: You don't have to.
A: This is the least I can do.
A: 昼御飯を奢りますよ。
B: それしなくてもいいですよ。
A: せめてそれぐらいさせてください。

熟語「It was the least I could do.」の言い換えや、似た表現は?

「It was the least I could do.」のほかに、「You bet.」や「My pleasure.」など「どういたしまして」の英語フレーズがたくあります。では、それぞれの使い方を例文と一緒に確認しましょう。

\次のページで「言い換え例:「You bet.」を使った言い換え」を解説!/

言い換え例:「You bet.」を使った言い換え

「You can bet money on that.」の略ですが、多様な場合に用いられます。カジュアルな「どういたしまして」と言う場合で、「もちろん」、「いいってことよ」という意味で使えるのです。

ただし、これはアメリカ英語なので、イギリスとオーストラリアで通じないことがあります。

A: Thanks a lot for your help.
B: You bet.
A: 色々手伝ってくれてありがとうございます。
B: どういたしまして。

言い換え例:「My pleasure」を使った言い換え

「pleasure」は「喜び」という意味。「My pleasure」を直訳すると、「私の喜びです。」という意味になります。実は、「お役に立てて嬉しいです」という意味合いで、お礼を返答する時に用いられるのです。

A: Thank you for helping me check the document.
B: My pleasure.
A: 書類を確認してくれてありがとうございます。
B: お役に立てて嬉しいです。

 

熟語「It was the least I could do.」を使いこなそう

この記事では熟語「It was the least I could do.」の使用例や、他の表現での言い換えパターンを説明しました。ネイティブの方はよく「It was the least I could do.」、「You bet.」と「my pleasure.」を使い、お礼の言葉へ返答しますよ。どの国にいても、相手へお礼を言われた時にきちんと返答することが大事なので、今度英語でお礼を言われた時、是非今回ご紹介したフレーズを活用してみてください。

英語の勉強には洋楽の和訳サイトもおすすめです。
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英語の熟語

【英語】1分でわかる!「It was the least I could do.」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語

この記事では英語の熟語「It was the least I could do.」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「たいしたことはしていません。」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC 910点で、現役の英語塾講師であるライターコウ ガブリエルを呼んです。一緒に「It was the least I could do.」の意味や例文を見ていきます。

ライター/コウ ガブリエル

現役の英語塾講師。香港で小学校から高校生までに受験英語を指導。また、過去東京で留学する際に、日本人の社会人にTOEICやビジネス英語などを指導したことがある。

熟語「It was the least I could do.」の意味は?

image by iStockphoto

「It was the least I could do」は「たいしたことはしていません」という意味です。ネイティブの方が相手に何かをしてあげた時に、そのお礼を言われた時によくこのフレーズを使い、返事します。ネイティブのようにうまく英語でキャッチボールできるようになりたい方は、是非この機会に「It was the least I could do」の意味と使い方を覚えておきましょう。

意味 「たいしたことはしていません。」

「It is the least I could do.」というフレーズを直訳すると、「それは私ができる最小限のことです」という意味になるのです。

この表現は、「本当にもっと力を注ぎ、もっとお役に立てれば良いのに、残念ながらできません。でもこれぐらいできますよ。」という気持ちを伝えたい時に用いられます。

つまり、「それぐらい何でもないよ」、「どういたしてまして」を言いたい時、このフレーズを使い、相手に返事すれば良いです。

では、各シチュエーションを見て、「It is the least I could do.」の使い方を把握しましょう。

A: Thank you for your help.
B: It is the least I could do. You have helped me a lot before.
A: 手伝ってくれてありがとうございます。
B: お安い御用ですよ。君が前色々手伝ってくれたからです。

A: I will buy you lunch.
B: You don’t have to.
A: This is the least I can do.
A: 昼御飯を奢りますよ。
B: それしなくてもいいですよ。
A: せめてそれぐらいさせてください。

熟語「It was the least I could do.」の言い換えや、似た表現は?

「It was the least I could do.」のほかに、「You bet.」や「My pleasure.」など「どういたしまして」の英語フレーズがたくあります。では、それぞれの使い方を例文と一緒に確認しましょう。

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