国語言葉の意味

「五里霧中」の意味は?区切りは「五里霧」「中」?例文や由来も言葉大好きライターがわかりやすく解説!

この記事では「五里霧中」について解説する。「五里霧中」は故事成語の一つです。ちゃんと学べばそれほど複雑な意味じゃないが、間違えやすいポイントが多い言葉でもあるから、なんとなくわかったという気にならないで、これを機にきちんと学んでくれ。元建築系企業社員、現言葉大好きライターのsasaiを呼んです。一緒に「五里霧中」の意味や使い方、歴史などを見ていきます。

ライター/sasai

元会社員の現役フリーライター。言葉が好きで文章が好き。読むのも書くのも大好きで、海外小説からビジネス書まで何でも読む本の虫。こだわりをもって言葉の解説をしていく。

「五里霧中」の意味とは?

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「五里霧中」とは以下のような意味です。

物事の様子や手掛かりがつかめず、方針や見込みが立たず困ること。また、そうした状態。五里にもわたる深い霧の中にいる意から。事情などがはっきりしない中、手探りで何かをする意にも用いる。

出典:goo辞書「五里霧中 意味」

「五里霧中」は「ごりむちゅう」という読み方です。「五里にもわたる深い霧の中にいる」という部分がポイントになります。濃い霧の中では、暗さなどに関係なく前方が見えづらくなり、時には方向感覚を失い、自分がどちらを向いているのかも判断に迷うほどです。

「五里霧中」とはそのような状態を指しています。本当に霧の中に居るというよりは、そのような精神状態であり、思考がクリアに働かない状態を指すことが多いです。ただし、思考だけでなく実際に行動に迷い困る状態の時も「五里霧中」は用いられます。

「五里霧中」は2通りの意味がある

「五里霧中」には2通りの意味があります。一つは、方針や見込みが立たず困ることです。どのようにすれば良いのか判断できず、行動を起こす手がかりすらもないという行き詰った思考状態を指しています。

もう一つは、詳細が分からないながらも手探りで物事を進めるという意味です。前者は考えを決められず悩んでいる状態ですが、後者の方は行動は起こしており、悩むあまり身動きが取れないというニュアンスとは異なっています。

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