

この言葉の代表的な英訳は「I will visit.」だが、幅広い意味やニュアンスを理解すると英語でも使いこなせるシーンが増えるぞ。
中高生に英語や数学など、指導経験豊富なライター要を呼んだ。一緒に「お伺いします」の英訳や使い方を見ていくぞ。

解説/桜木建二
「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/要
塾講師を5年していた経験がある。留学経験があり、学生時代は留学生と英語でコミュニケーションを取っていた。日本語とは違った英語の感覚をわかりやすく伝える。
「お伺いします」の意味と使い方は?
それでは、「お伺いします」の意味と使い方をまずは見ていきましょう。
「お伺いします」の意味
「お伺いします」は、「お」+「伺い」+「します」に分けて考えましょう。それぞれの言葉には、次のような意味があります。
1.名詞「伺い」に、接頭辞「お」がついたもの。
出典:weblio辞書「お伺い(おうかがい)」
1.上級機関や上役の指示・指図を求めること。また、そのための文書。
2.神仏にお告げ・託宣を請うこと。
3.「訪問すること」「問うこと」「聞くこと」などの謙譲語。
出典:weblio辞書「伺い(うかがい)」
1.四段活用・ナ行変格活用の動詞の未然形に付いて、尊敬の意を表す。お…になります。
出典:weblio辞書「します」
「お伺いします」の使い方・例文
次に「お伺いします」の使い方を例文を使って見ていきましょう。
「お伺いします」には、「特定の場所へ出向く」という意味と、「(注文や話などを)聞く」という意味の2つが考えられますよね。シーンによって意味が異なりますが、同じ言葉で2つの意味を表すことはおさえておきましょう。
この言葉のは、たとえば以下のように用いられます。
1.【出向く】明日、そちらへお伺いします。
2.【聞く】お待たせいたしました。ご注文をお伺いします。
3.【聞く】ご要望をお伺いします。
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