
この言葉の代表的な英訳は「See you tomorrow.」ですが、幅広い意味やニュアンスを理解すると英語でも使いこなせるシーンが増えるぞ。
中高生に英語や数学など、指導経験豊富なライター要を呼んです。一緒に「お先に失礼します」の英訳や使い方を見ていきます。

ライター/要
塾講師を5年していた経験がある。留学経験があり、学生時代は留学生と英語でコミュニケーションを取っていた。日本語とは違った英語の感覚をわかりやすく伝える。
「お先に失礼します」の意味と使い方は?
それでは、「お先に失礼します」の意味と使い方をまずは見ていきましょう。
「お先に失礼します」の意味
「お先に失礼します」は、接頭語「お」+「先」+助詞「に」+「失礼」+尊敬を表す「します」という単語に分解可能ですね。それぞれの単語にわけて、「お先に失礼します」の意味を見ていきましょう。
1.物の先端。出っ張ったところ。はな。
2.進んで行く一番前。先頭。
3.時間的に早いこと。
4.順序が前であること。
出典:weblio辞典(国語)「先(さき)」
1.礼儀を欠く振る舞いをする・こと(さま)。失敬。無作法。
2.「失礼します」の形で、目上の人の居る場所に入ったり、退出したりする時に言う挨拶の言葉。
3.「失礼ですが」の形で、目上の人や未知の人に自分の言動の無作法さをあらかじめわびて言う語。すみませんが。
出典:weblio辞典(国語)「失礼」(名詞・形容動詞)
1.四段活用・ナ行変格活用の動詞の未然形に付いて、尊敬の意を表す。お…になります。
出典:weblio辞典(国語)「します」
「お先に失礼します」の使い方・例文
「お先に失礼します」という表現は、職場から帰る際の挨拶です。同僚や上司など、誰にでも使える表現となります。先に帰るということですので、自分の仕事を終わらせて退社する際の挨拶ですね。
「お疲れ様でした」という表現もありますが、これは同僚に使われる表現です。基本的に、上司に対して使うと失礼にあたるとされています。
先に帰るというニュアンスですが、さまざまな活用が可能ですよ。実際に「お先に失礼します」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。
1.今日の仕事を全て終えましたので、お先に失礼します。
2.お先に失礼させていただきます。
3.お先に失礼してもよろしいでしょうか?
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