国語言葉の意味

【四字熟語】「空前絶後」の意味や使い方は?例文や類語も含めて現役文系講師が詳しくわかりやすく解説!

「未曾有」

「未曾有(みぞう)」もまた、前代未聞と同様の意味を持った熟語です。「未曾有」を漢文の訓読方式で読めば「いまだかつてあらざる」となり、これまでに存在しないという意味であることが分かります。

こちらも、「未曾有の大災害」のように用いられることが多く、プラスのイメージを持つ言葉といっしょに用いることは少ないでしょう。

#3 「空前絶後」の対義語は?

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「空前絶後」が非常に珍しいことを表すとすれば、その反対の意味は「普通の」や「ありふれた」になるでしょう。そして、そのような意味を持った言葉が「平凡」や「陳腐」といった言葉たちです。

「平凡」

「平凡」は、特に変わったところや優れているところがない様子を表す名詞です。さらに、「平凡だ」とすることで形容動詞として用いることもできます。

また、この熟語とセットで覚えておきたいのが反対語の「非凡」です。こちらは「非凡な才能」のような用いられ方をするので、覚えておくとよいでしょう。

「陳腐」

「陳腐(ちんぷ)」もまた、「空前絶後」の対義語といっても差し支えない二字熟語です。「陳腐」には、古臭い、ありふれていてつまらないというマイナスイメージがどうしてもつきまといます。

これまでにも類例がたくさんあったという点だけでなく、このようなマイナスイメージを持つことばであることをよく理解した上で用いるのがよさそうです。

#4 「空前絶後」の英訳は?

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最後に、「空前絶後」を英語で表現するとどうなるのか確認しておきましょう。これには、主に二つの表現方法があります。

「of all time」

「of all time」を用いれば、「空前絶後」と似たようなニュアンスを表すことができます。こちらは、「前時代の中で」という意味で「もっとも、いちばん」を表す最上級の形容詞や副詞といっしょに用いられるのが一般的です。

たとえば、「前時代の中でいちばん優れた選手」→「空前絶後の大選手」といった感じに読みかえてみましょう。

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