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【四字熟語】「空前絶後」の意味や使い方は?例文や類語も含めて現役文系講師が詳しくわかりやすく解説!

「空前絶後」の使い方・例文

「空前絶後」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

昭和60年代には、あのアクションゲームが空前絶後の大ブームをもたらし社会現象化した。

地方局によって製作されたアニメが後に空前絶後の大ヒットを巻き起こすとは、当初は予想だにされていなかった。

彼の打ち立てた日米通算4367安打が空前絶後の大記録であることに異論をはさむ者は、もはやおるまい。

「空前」の部分を考えれば、これまでに類例が存在しないことは当然クリアしなければならない条件です。一方、「絶後」は今後のことなので、だれにも断言はできないとは思いますが、それでも起こりえないだろうことにのみ使うべきでしょう。

#2 「空前絶後」の類義語は?違いは?

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「空前絶後」と似た意味を持つ言葉はいくつかありますが、その中でもよく見聞きするのは「前代未聞」ではないでしょうか。

「前代未聞」

「前代未聞」は「ぜんだいみもん」と読み、いまだかつて聞いたことがないほど非常に珍しいことを表す四字熟語です。この熟語は一見すると空前絶後と同じように見えますが、もちろん異なっている点もあります。

それは、「空前」に相当する「前代」はあっても、「絶後」に相当するところがない点です。また、用例が主に驚いたりあきれたりする事柄に用いられやすい点も見逃せません。

たとえば、「前代未聞の大不祥事が発覚」のような使われ方が一般的です。どちらかといえば、マイナスイメージを持つことばとともに用いられやすいという特徴を持ちます。

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