この記事では「ご自由にどうぞ」の英語表現について解説する。

この言葉の代表的な英訳は「feel free to ~」ですが、幅広い意味やニュアンスを理解すると英語でも使いこなせるシーンが増えるぞ。
国立大文学部卒業で、現役の英語講師でもあるライターすけろくを呼んです。一緒に「ご自由にどうぞ」の英訳や使い方を見ていきます。

ライター/すけろく

現役英語講師として数多くの生徒を指導している。その豊富な経験を生かし、難解な問題を分かりやすく解説していく。

「ご自由にどうぞ」の意味と使い方は?

それでは、「ご自由にどうぞ」の意味と使い方をまずは見ていきましょう。

「ご自由にどうぞ」の意味

「ご自由にどうぞ」には、次のような意味があります。

「自由」【名詞・形容動詞】

1.他からの強制・拘束・支配などを受けないで、自らの意志や本性に従っている・こと(さま)。
2.物事が自分の思うままになるさま。
3.わがまま。気まま。

出典:大辞林 第六版(三省堂)「自由」より抜粋

これらの意味のうち、「ご自由にどうぞ」の「自由」は2番の意味で用いられています。したがって、「ご自由にどうぞ」とは「思うままに〇〇してください」という意味であることが分かるはずです。

「思うまま」というのは、相手に対しての遠慮や気兼ねのない状態を表していると考えてもらって差し支えありません。

「ご自由にどうぞ」の使い方・例文

次に「ご自由にどうぞ」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

\次のページで「「ご自由にどうぞ」の英語での表現は?」を解説!/

白ご飯のお代わりは、ご自由にどうぞ

パンフレットのご用意は多数ございますので、ご自由にどうぞ

ご自由にどうぞと言われても、やはり少し遠慮してしまう。

「ご自由にどうぞ」の英語での表現は?

image by iStockphoto

日本語の意味と使い方を復習したところで、いよいよ英語での表現を見ていきましょう。

「ご自由にどうぞ」の英語表現

「ご自由にどうぞ」の英語表現として一般的なのは、「feel free to ~」です。これは、日常生活では非常によく用いられる表現ですので、ぜひとも押さえておきましょう。

Feel free to call me anytime.
電話したかったら、いつでもご自由にどうぞ

Free free to look around.
ご覧になりたい方は、ご自由にどうぞ

Please feel free to ask questions.
質問があれば、ぜひご自由にどうぞ

「ご自由にどうぞ」と似たような英語表現・フレーズは?

最後に英語で使われる同じような意味を持つ表現を見ていきましょう。

\次のページで「似た表現その1「ご遠慮なく」「気兼ねなく」」を解説!/

似た表現その1「ご遠慮なく」「気兼ねなく」

言い回しは異なりますが、「ご遠慮なく」「気兼ねなく」でも「ご自由にどうぞ」と似たような意味を表すことができます。このとき用いられる英語表現としては、「don't be shy」「don't afraid to ~」「without any hesitation」などが一般的です。

Don't be shy about asking for help.
ご遠慮なく助けを求めてくださいね。

Don't be afraid to contact me.
気兼ねなくご連絡ください。

Give me a call without any hesitation.
遠慮せずに私に電話をかけてね。

似た表現その2「どうぞ召し上がれ」

「どうぞ召し上がれ」も、「ご自由にどうぞ」と同じ意味で用いられる場合があります。ただし、これは食べ物や飲み物を自由に食べたり飲んだりしてもよいという場合に限るので注意が必要です。

この際、日常会話では「help yourself to ~」がよく用いられます。それでは、例文で確認しておきましょう。

Please help yourself to food and drink.
食べ物と飲み物をどうぞ召し上がれ

Help yourself to more tea.
紅茶をもっと召し上がれ

Please help yourself to anything in the fridge.
冷蔵庫の中のものは遠慮なく、どうぞ召し上がってください

「ご自由にどうぞ」を英語で言ってみよう

この記事では「ご自由にどうぞ」の意味・使い方・英訳を説明しました。相手の方にリラックスしてもらえるような気遣いができるのは、本当に素晴らしいことです。

今回教わった「ご自由にどうぞ」や類似の英語表現をどんどん使って、ぜひ素敵な空間をたくさん演出してみてくださいね。

英語の勉強には洋楽の和訳サイトもおすすめです。
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英訳英語

【英語】「ご自由にどうぞ」は英語でどう表現する?「ご自由にどうぞ」の英訳や使い方・事例を専門家がわかりやすく解説!

この記事では「ご自由にどうぞ」の英語表現について解説する。

この言葉の代表的な英訳は「feel free to ~」ですが、幅広い意味やニュアンスを理解すると英語でも使いこなせるシーンが増えるぞ。
国立大文学部卒業で、現役の英語講師でもあるライターすけろくを呼んです。一緒に「ご自由にどうぞ」の英訳や使い方を見ていきます。

ライター/すけろく

現役英語講師として数多くの生徒を指導している。その豊富な経験を生かし、難解な問題を分かりやすく解説していく。

「ご自由にどうぞ」の意味と使い方は?

それでは、「ご自由にどうぞ」の意味と使い方をまずは見ていきましょう。

「ご自由にどうぞ」の意味

「ご自由にどうぞ」には、次のような意味があります。

「自由」【名詞・形容動詞】

1.他からの強制・拘束・支配などを受けないで、自らの意志や本性に従っている・こと(さま)。
2.物事が自分の思うままになるさま。
3.わがまま。気まま。

出典:大辞林 第六版(三省堂)「自由」より抜粋

これらの意味のうち、「ご自由にどうぞ」の「自由」は2番の意味で用いられています。したがって、「ご自由にどうぞ」とは「思うままに〇〇してください」という意味であることが分かるはずです。

「思うまま」というのは、相手に対しての遠慮や気兼ねのない状態を表していると考えてもらって差し支えありません。

「ご自由にどうぞ」の使い方・例文

次に「ご自由にどうぞ」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

\次のページで「「ご自由にどうぞ」の英語での表現は?」を解説!/

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