

この言葉の代表的な英訳は「rather」だが、幅広い意味やニュアンスを理解すると英語でも使いこなせるシーンが増えるぞ。
国立大文学部卒業で、現役の英語講師でもあるライターすけろくを呼んだ。一緒に「むしろ」の英訳や使い方を見ていくぞ。

解説/桜木建二
「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/すけろく
現役英語講師として数多くの生徒を指導している。その豊富な経験を生かし、難解な問題を分かりやすく解説していく。
「むしろ」の意味と使い方は?
それでは、「むしろ」の意味と使い方をまずは見ていきましょう。
「むしろ」の意味
「むしろ」には、次のような意味があります。
むしろ【副詞】
二つの物事をくらべ合わせ、あれよりもこの方を選ぶという意を表す。どちらかといえば。いっそ。
出典:大辞林 第三版(三省堂)「むしろ」
ここでポイントになるのが「二つの物事をくらべ合わせ」という部分です。つまり、「むしろ」の意味を考えるときは、くらべ合わせている二つの物事が何と何かをきとんと把握しておくことが大切だといえます。
そうすれば、英文で表そうとする際にも比較的スムーズにいくことでしょう。
「むしろ」の使い方・例文
次に「むしろ」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。
\次のページで「「むしろ」の英語での表現は?」を解説!/
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