

この言葉の代表的な英訳は「quiet and simple」だが、幅広い意味やニュアンスを理解すると英語でも使いこなせるシーンが増えるぞ。
10数年間、中高生に英語を指導しているライターヤマトススムを呼んだ。一緒に「渋い」の英訳や使い方を見ていくぞ。

解説/桜木建二
「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/ヤマトススム
10数年の学習指導の経験があり、とくに英語と国語を得意とする。これまで生徒たちを難関高校や難関大学に導いてきた。
「渋い」の意味と使い方は?
それでは、「渋い」の意味と使い方をまずは見ていきましょう。
「渋い」の意味
「渋い」には、次のような意味があります。
1.柿の渋のような味がする。舌がしびれるような感じだ。
2.華やかでなく落ち着いた趣がある。地味で深い味わいがある。
3.(渋柿でも食べたような)不機嫌な顔つきだ。にがりきっている。
4.けちだ。金品を出し惜しむ。
出典:大辞林 第三版(三省堂)
「渋い」の使い方・例文
次に「渋い」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。
1.あなたはこれほど渋い味がする食べ物を食べたことがありますか。
2.年齢の割に渋い色を好む女性はたくさんいる。
3.質問された内容が不満なのか、その男性は渋い顔をしている。
4.彼は生活のようすからすると渋い人だと思う。
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