化学

5分でわかる「チンダル現象」!元家庭教師がわかりやすく解説

コロイド溶液とチンダル現象

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チンダル現象はコロイド溶液の性質として学習します。コロイド粒子とは「直径が109107mの粒子」のことであり、それが均一に散らばった溶液をコロイド溶液というのです。コロイド溶液はその性質からチンダル現象の他にもブラウン運動という現象を観察することができます。

コロイド溶液には、次のようなものが分類されるので確認してくだださい。

・牛乳、豆乳

・抹茶

・墨汁

・泥水

・にごった河川水

・デンプンを入れた水

・水酸化鉄(Ⅲ)コロイド溶液

空気中のほこりとチンダル現象

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暗い部屋で懐中電灯をつけると真っ直ぐに光の進む道が見えます。また、例えば暗闇に差し込む光や映画館の映写機やプロジェクターからの光の通る道がくっきりと浮かび上がっているのを見たことがある人もいるでしょう。これは空気中のちりやほこりでチンダル現象が起きているからです。

液体中だけでなく気体中でもチンダル現象は起きるのですね。

気象現象とチンダル現象「天使の梯子」

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雲の隙間から漏れた光がくっきりと見えるのもチンダル現象の一種です。この現象には薄明光線レンブラント光線天使の梯子と様々な呼び方があります。また作家の宮沢賢治は光のパイプオルガンと呼んだそうです。

この現象は雲を構成するのよりも小さな水滴がある時に見ることができますが、その量が多すぎても少なすぎてもきれいに見ることはできません。秋から冬にかけての早朝か夕方によくみられるそうです。その美しさから観光資源にしている観光地もあります。

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気象現象もその理屈を辿っていくと化学や物理に結び付く。

それにしても、観光資源にまでなっているとはチンダル現象はなかなか幻想的な現象なんだな。

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たかはし ふみか