実はそっくり「電気伝導」と「熱伝導」理系ライターがわかりやすく解説
解答
問1
熱伝導が起きる原動力は温度差。状態Aでは左右の温度差が100℃、状態Bでは120℃。真ん中の板が同じ(熱伝導率が同じ)なら、温度差が大きい状態Bの方が熱の移動が多くなります。
問2
真ん中の板の熱伝導率が1/100になると、熱抵抗が100倍、熱流量は1/100。
「熱伝導」「電気伝導」単位が異なるだけで形は同じ
熱伝導、電気伝導の式はまさに瓜二つ。
熱伝導→温度差=熱抵抗x熱流量
電気伝導→電位差(電圧)=電気抵抗x電流
さらに、
熱抵抗=(1/熱伝導率)x(長さ/断面積)
電気抵抗=(1/電気伝導率)x(長さ/断面積)
セットで覚えておきましょう。