この記事では「いただきます」の英語表現について解説する。

この言葉の代表的な英訳は「Let's eat.」ですが、幅広い意味やニュアンスを理解すると英語でも使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC915点で、海外経験も多いライターさくらを呼んです。一緒に「いただきます」の英訳や使い方を見ていきます。

ライター/さくら

子供の頃から海外に興味を持ち、大学は英文科へ。留学、ワーキングホリデー、海外ボランティアなどの経験を持ち、三ヶ国語をはなす。日常で使う表現を得意とする。

「いただきます」の意味と使い方は?

それでは、「いただきます」の意味と使い方をまずは見ていきましょう。

「いただきます」の意味

「いただきます」は食事の時に言うフレーズですが、元の動詞は「いただく」です。「いただきます」や「いただく」には、次のような意味があります。

いただきます
1.食事を始めるときの挨拶の言葉。

いただく
1.頭にのせる。かぶる。また、頭上にあるようにする。
2.「もらう」の謙譲語。
3.「食う」「飲む」の謙譲語。

出典:goo辞書「いただきます」「いただく」

「いただきます」の使い方・例文

動詞としての「いただく」は謙譲語で、相手に対する尊敬を表します。食事の時に挨拶で言う「いただきます」は命を与えてくれた食べ物と作ってくれた人への感謝の意味を込めて言うのですね。

次に「いただきます」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

いただきます
1.ごはんを食べる前にはちゃんと「いただきます」を言いなさい。

いただく
1.頭に冠をいただく。
2.お菓子をたくさんいただいたのでお隣におすそ分けした。
3.「冷たいうちにお召し上がりください。」「はい、ではいただきます。」

\次のページで「「いただきます」の英語での表現は?」を解説!/

「いただきます」の英語での表現は?

image by iStockphoto

日本語の意味と使い方を復習したところで、いよいよ英語での表現を見ていきましょう。

「いただきます」の英語表現

「いただきます」をそのまま表す英語表現は、実はありません。しかし、食事の前によく言う表現として「Let's eat.」があります。同じ意味でもっとカジュアルな言い方だと「Let's dig in!」です。「さあ、食べよう。」ということなので、手を合わせて感謝を示す日本語の「いただきます」とはニュアンスが違うようですね。

1.Is everyone at the table? Let's eat!
みんなテーブルについた?じゃあ、食べよう!

2.I'm so hungry. Let's dig in!
すごくおなかすいた。さあ、食べるぞ!

「Let's eat.」と似たような英語表現・フレーズは?

最後に同じような場面で使える英語表現をほかにもいくつか紹介しましょう。

似た表現その1「It looks delicious.」

こちらも挨拶ではありませんが、食事を用意してくれた人に感謝を表したいなら「It looks delicious.」や「Thank you for the meal.」などと言うと好印象です。

\次のページで「似た表現その2「Enjoy your meal.」」を解説!/

1."Dinner is ready!" "Wow, it looks so delicious!"
「ごはんだよ。」「わあ、美味しそうだね。」

2.Thank you for the nice meal. It smells good.
食事を用意してくれてありがとう。いいにおいだね。

似た表現その2「Enjoy your meal.」

「食事を楽しみましょう。」という意味の「Enjoy your meal.」を使ってもいいですね。日本語のニュアンスで言うと、「さあ召し上がれ。」といったところでしょうか。

1.Please enjoy your meal.
食事をゆっくりお楽しみください。

2.Has everyone seated? Well then, enjoy your meal!
みんな座った?じゃあ、召し上がれ!

「いただきます」を英語で言ってみよう

この記事では「いただきます」の意味・使い方・英訳を説明しました。宗教的な意味で食前にお祈りをすることはありますが、英語では「いただきます」にあたる言葉はありません。「おいしそう」「作ってくれてありがとう」などひと言述べてから食べ始めるのはマナーのひとつです。決まった言葉はないので、自分の好きな表現でかまいませんよ。食事をおいしく楽しくする言葉を添えるようにこころがけましょう。

英語の勉強には洋楽の和訳サイトもおすすめです。
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英訳英語

【英語】「いただきます」は英語でどう表現する?「いただきます」の英訳や使い方・事例を専門家がわかりやすく解説!

この記事では「いただきます」の英語表現について解説する。

この言葉の代表的な英訳は「Let’s eat.」ですが、幅広い意味やニュアンスを理解すると英語でも使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC915点で、海外経験も多いライターさくらを呼んです。一緒に「いただきます」の英訳や使い方を見ていきます。

ライター/さくら

子供の頃から海外に興味を持ち、大学は英文科へ。留学、ワーキングホリデー、海外ボランティアなどの経験を持ち、三ヶ国語をはなす。日常で使う表現を得意とする。

「いただきます」の意味と使い方は?

それでは、「いただきます」の意味と使い方をまずは見ていきましょう。

「いただきます」の意味

「いただきます」は食事の時に言うフレーズですが、元の動詞は「いただく」です。「いただきます」や「いただく」には、次のような意味があります。

いただきます
1.食事を始めるときの挨拶の言葉。

いただく
1.頭にのせる。かぶる。また、頭上にあるようにする。
2.「もらう」の謙譲語。
3.「食う」「飲む」の謙譲語。

出典:goo辞書「いただきます」「いただく」

「いただきます」の使い方・例文

動詞としての「いただく」は謙譲語で、相手に対する尊敬を表します。食事の時に挨拶で言う「いただきます」は命を与えてくれた食べ物と作ってくれた人への感謝の意味を込めて言うのですね。

次に「いただきます」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

いただきます
1.ごはんを食べる前にはちゃんと「いただきます」を言いなさい。

いただく
1.頭に冠をいただく。
2.お菓子をたくさんいただいたのでお隣におすそ分けした。
3.「冷たいうちにお召し上がりください。」「はい、ではいただきます。」

\次のページで「「いただきます」の英語での表現は?」を解説!/

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