【英語】1分でわかる!「no doubt」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語
端的に言えばこの熟語の意味は「疑いなく」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
TOEIC865点でフリーのビジネスコンサルタント兼ライターmatatabizを呼んです。一緒に「no doubt」の意味や例文を見ていきます。
ライター/サシスセソー
フリーのビジネスコンサルタント。20年来英語圏のヘルスケアビジネス・サービスの調査に携わる。
熟語「no doubt」の意味は?
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「no doubt」は直訳すると「doubtがない」つまり、「疑いがない、不確かさがない」です。そこから話し手・書き手にとって、「疑う余地がない」、「確かである」との意味になります。なお、疑いが「絶対にない」のではなく、「多分・おそらくない」と言う、100%ではないけれどもとても高い確率でないというニュアンスです。
ちなみに、反対語となる「怪しい」、「疑わしい」は「in doubt」になります。
意味その1 「疑いなく、確かに、必ず」
話し手・書き手が、かなり高い確率で「そう思える」、「そうなる、それが起きると思える」時に使用できる熟語です。数字などの客観的な事実や、経験上から「何かがあり得る、正しい」ことを強調する時に使います。話し手・書き手の意見が正しいというニュアンスがあるところがポイントです。
Those who left the company were attracted, no doubt, by better work environment.
退職者は、間違いなく、よりよい労働環境に惹かれたのでしょう。
No doubt they are ready to start a project.
彼らがプロジェクトを始める準備ができていることは、疑いようがありません。
There is no doubt that he steals her story and sketches.
彼女の話とスケッチを彼が盗用したのは確かです。 この「There is no doubt」は話し手を含む社会一般の意見として使えるフレーズになります。
No doubt you have a nap before afternoon work.
必ず、午後の仕事を始める前に少し眠ってください。
意味その2 「たぶん、おそらく」
話し手が、誰かの意見や考え方に同意する時に用いる表現です。ただし、積極的な同意ではなく、自分の意見・考え方と異なるけれど一応認めるというニュアンスがあります。
No doubt my younger brother will visit us when he come near here.
おそらく、弟は近くに来たら顔を出してくれるかもしれません。
No doubt he left this job against his will.
おそらく、彼は思いがけずに退職したのでしょうね。
No doubt she will get a chance if she goes there.
たぶん、そこに行くと彼女はチャンスを掴めるでしょうね。
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