
【英語】1分でわかる!「on the whole」の意味・使い方・例文は?ドラゴン桜と学ぶ英語主要熟語

端的に言えばこの熟語の意味は「全体的に」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
TOEIC865点でフリーのビジネスコンサルタント兼ライターのmatatabizを呼んだ。一緒に「on the whole」の意味や例文を見ていくぞ。

解説/桜木建二
「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/サシスセソー
フリーのビジネスコンサルタント。20年来英語圏のヘルスケアビジネス・サービスの調査に携わる。
熟語「on the whole」の意味は?

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「on the whole」は、直訳すると「全体=the wholeについて」となります。この全体とは何かについて、関係するあらゆるすべてのことです。そこから、「すべてのことを検討・考慮した上で」というニュアンスを持つ「全体的に」という意味になります。かなり大きな視点、広い視点から一般論や総論として、共通する内容について言及する時に使える表現です。
意味 「全体的に、総じて、一般に」
取り上げようとしている対象について、他の類似する事項と共通している点について述べる時に使う表現です。つまり、話全体をまとめたり、要約したりする時に使います。
客観的に得られた情報だけでなく、話し手・書き手の意見として述べることが可能です。
On the whole, they missed the opportunity to invest to an attractive business.
一般論として、彼らは魅力的な事業への投資機会を逃しました。
On the whole, investors are satisfied about annual financial report.
全体として、投資家は1年間の財務報告に満足しています。
On the whole, I am in favor of her idea.
総合的に判断して、彼女のアイディアが気に入っています。

ここで見たように、熟語「on the whole」は「全体的に」という意味だ。何かについて全てのことを検討した結果というニュアンスがある。言い換え方も見ていくぞ。
熟語「on the whole」の言い換えや、似た表現は?
熟語「on the whole」の類似表現、言い換え表現としては「as a whole」、「in general」、「all in all」などがあります。 例文を通してそれぞれのニュアンスの違いをみていきましょう。なお、1語で表すとすると「overall」になります。
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