

この言葉の代表的な英訳は「in short」だが、幅広い意味やニュアンスを理解すると英語でも使いこなせるシーンが増えるぞ。
TOEIC900点で、現役の翻訳者であるライターミッシェルを呼んだ。一緒に「つまり」の英訳や使い方を見ていくぞ。

解説/桜木建二
「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/ミッシェル
中高生の受験指導を経て、現在はアメリカで翻訳家として活動中。実践的な英語の使い方を紹介する。
「つまり」の意味と使い方は?
初めに「つまり」の意味と使い方を辞書からおさらいしておきましょう。
「つまり」の意味
「つまり」は「詰まり」が元の形で、次のような意味があります。
1.物が詰まること。また、詰まっている度合い。
2.いろいろと経過して行きつく最後のところ。事の結末。果て。終わり。
3.追いつめられること。困窮すること。行きづまり。
4.行きづまった所。すみ。
5.話の落ち着くところは。要するに。結局。
6.別の語に置きかえれば。言い換えると。すなわち。
出典:デジタル大辞泉(小学館)「つまり」
「つまり」の使い方・例文
次に「つまり」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。
1.キッチンのシンクの詰まりを修理しなくてはならない。
2.試行錯誤を繰り返したものの、その計画はとどの詰まり失敗に終わった。
3.英語の勉強に行き詰まりを感じた。
4.その家は細い路地のどん詰まりにあった。
5.つまり私が言わんとすることは次の通りだ。
6.フラックスシードオイル、つまり亜麻仁油には様々な健康効果がある。
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