
この言葉の代表的な英訳は「to do something together smoothly」ですが、幅広い意味やニュアンスを理解すると英語でも使いこなせるシーンが増えるぞ。
TOEIC880点で、現役の大学生であるライターTakaosushiを呼んです。一緒に「息が合う」の英訳や使い方を見ていきます。
ライター/Takaosushi
英語を勉強することが好きで英語科に通う大学3年生。英語を言語学としても勉強する筆者が詳しく解説していく。
「息が合う」の意味と使い方は?
それでは、「息が合う」の意味と使い方をまずは見ていきましょう。ポジティブな意味合いで使われることが多い表現です。チームプレーや複数人で行うことに関して述べる際に使われる慣用句になります。
「息が合う」の意味
「息が合う」には、次のような意味があり、類義語には「阿吽の呼吸」という表現もあります。まず「息」の意味を確認した後に「息が合う」の意味を見てみましょう。また、「阿吽の呼吸」の意味も併せて見ていきます。
1.口・鼻から空気を吸ったり吐いたりすること。また、吸う空気や吐く空気。
2.二人以上で何かをする場合の、相互の気持ちのかねあい。調子。呼吸。
3.いのち。
出典:デジタル大辞泉(小学館)「息」
1.物事を行う調子や気分がぴったり合う
出典:デジタル大辞泉(小学館)「息が合う」
1.二人以上で一緒に物事を行うときの、互いの微妙な気持ち。また、それが一致すること。
出典:デジタル大辞泉(小学館)「阿吽の呼吸」
「息が合う」の使い方・例文
「息が合う」という表現の中の「息」とは2番目の「二人以上で何かをする場合の、相互の気持ちのかねあい。調子。呼吸。」のことです。「お互いの波長が合う」「タイミングや調子が同じである」というニュアンスになります。
次に「息が合う」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。
1.ダブルスで勝つためには2人の息を合わせることが重要だ。
2.吹奏楽部の演奏は全員の息が合わさり、とても素晴らしいものだった。
3.シンクロナイズドスイミングの選手たちは水中で息を合わせなければならない。
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