なぜ日本に地震が多いのか

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一つ前の画像を見ていただくと、日本付近は日本が見えないぐらい真っ黒になっているのがわかります。なぜ日本でこれほど地震が起こるのでしょうか。もちろんそれはプレートテクトニクスが原因になります。上記の画像は地震が起こる場所を示した模式図です。地震が起こる場所は4つで、それはプレート同士の境界、沈み込んでいる海洋プレート内、下に海洋プレートが沈み込んでいる大陸プレート内、そして火山になります。
日本は4つのプレートに挟まれていて、大陸プレートであるユーラシアプレートに海洋プレートであるフィリピン海プレートが沈み込み、フィリピン海プレートの下にこれまた海洋プレートである太平洋プレートが沈み込み、さらに太平洋プレートは大陸プレートである北アメリカプレートの下にも沈み込んでいるようです。
火山はプレートの下にプレートが沈み込んでいる場所に発生しますので、もちろん日本は火山だらけになります。つまり地震が発生する4つの場所すべてが日本にあり、プレートの沈み込み部分の上に存在しているのが日本なのです。これでは日本に地震が起きないほうが不思議であることがわかるかと思います。
マグニチュードと震度

own work – blank map:File:Japan template large.svg, area:JMA1,JMA2, Intensity scale(Shindo):JMA3,JMA4, Earthquake data:JMA5, CC 表示-継承 3.0, リンクによる
最後に地震の際によく使われるマグニチュードと震度について説明しておきます。マグニチュードとは地震で発生するエネルギーの大きさを対数で表した数字です。地震の規模を表すのによく用いられます。マグニチュードにはいくつかの種類があり、日本では気象庁が定める気象庁マグニチュードがよく使われているようです。
地震時に発表される震度は地震の揺れの大きさを表す指標で、これも気象庁震度階級という日本だけで使われている独自の指標になります。震度0から7まで7段階定められていて、マグニチュードと違い観測地点での揺れの大きさを表しているのが震度です。現在、気象庁発表の震度の震度観測点は4000箇所以上にのぼっています。
上記の画像は東日本大震災時の震度分布図です。
地震は地球のダイナミクスの結果
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プレートテクトニクスは地球が活発に活動しているという証拠であり、その結果である地震は地球が活動している限り避けられないものです。地震が発生しなくなるということは、地球が活動を停止してしまったということであり、そのほうが人類にとっては破滅的な事態になります。さらに地震は地球の内部情報を伝えてくれる貴重な情報源です。
日本は4つのプレートの境界上に存在しているため、世界でも有数の地震大国になっています。しかし、プレートの境界状にいるからこそ多様な自然や地下資源に恵まれているとも言えますので、その負の側面である地震とはうまく付き合っていくより仕方がありません。地震を前提とした社会システムを作りあげる必要があります。



