「時間」の表現方法には、「時刻」と「時間」によって区別できる。「時刻」は何時何分という表現をしますが、「時間」は何時間や何分間という表現になる。それぞれの表し方や尋ね方、独特な表現ものも含めて、チェックしておくと幅広い表現につながる。

10数年間、中高生に英語を指導しているライターヤマトススムと一緒に解説していきます。

ライター/ヤマトススム

10数年の学習指導の経験があり、とくに英語と国語を得意とする。これまで生徒たちを難関高校や難関大学に導いてきた。

時刻

image by iStockphoto

時間の表現のうち、「時刻」から見ていきます。時刻は何時何分などと表しますが、表現方法はさまざまあるので、主なものはチェックしておくといいですね。

時刻の表現方法

まずは、時刻の表現方法の説明です。基本的に「on + 時 + 分」と表現することが多くなっていますが、その表現の仕方には言い方や読み方もさまざまなので、詳しく見ていきましょう。

午前8時:eight (o'clock) a.m.

午後8時:eight (o'clock) p.m.

8時15分:eight fifteen (a quarter past seven)

8時30分:eight thirty (half past seven)

8時45分:eight forty-five (a quarter to nine)

8時10分:eight ten (ten(minutes) past eight)

8時50分:eight fifity (ten(minutes) to nine)

時刻の尋ね方

次は、時刻の尋ね方についての説明です。日本語でいうと「今、何時ですか」という言い方になりますが、英語では「now」は通常省略して表現しています。さっきも尋ねたけど「今は」何時ですかなど、あえて「今は」という必要があるときには付け加えて表現しますよ。

What time is it? ー It's five minutes to seven.
今、何時ですか。ー 7時5分前です。

What time is it by your watch?
あなたの時計では何時ですか。

What time is it now in New Zealand?
ニュージーランドでは今何時ですか。

\次のページで「時間」を解説!/

時間

image by iStockphoto

ここからは、時間についての表現を見ていきます。「時間」とは何時何分というものではなく、何時間、何分間という所要時間などを表す言い方や尋ね方のことです。

時間の表現方法

まずは、時間の表現方法についての説明です。基本的な表現として、「an hour」「ten minutes」など数字に時間の単位をつなげて何時間、何分間という表現があります。また、「a minute」を短い時間ととらえて慣用的な表現が会話文でよく使われますよ。時間を含む表現を例文とともに見ていきましょう。

He has just worked as a English tutor for five hours.
彼はちょうど5時間英語講師として仕事をした。

It takes me two months to learn English conversation.
私が英会話を身につけるのに2ヶ月かかる。

Just a minute.
ちょっと待って。

時間の尋ね方

最後に、時間の尋ね方について見ていきます。時刻と時間は意味が違うので、尋ね方も違ってきますよ。一番よく使われるのは「How long …?」です。ほかに「How soon …?(どのぐらいすぐに)」という表現もあります。

なお、「How many times …?」は time を含む表現なので、時間を問う言い方にも見えますが時間ではなく「回数」を問う文なので注意が必要です。

How long will it take to watch this video?
この動画を見るのにどれぐらいの時間がかかりますか。

How soon will you finish writing the email?
あなたはそのメールをあとどのぐらいで書き終えますか。

How many times have you been to America?
あなたはアメリカに何回行ったことがありますか。(回数を問う表現)

\次のページで「時間の表現は、「時刻」と「時間」のそれぞれの表現をチェックしておこう!」を解説!/

時間の表現は、「時刻」と「時間」のそれぞれの表現をチェックしておこう!

今回の記事では、時間の表現について説明してきました。「時刻」と「時間」の表現方法や尋ね方には違いがあるので、どちらを表現するのかはっきりさせて表現することが大切ですね。

また、時間の表現は日常的に使われるので、自分の基本的な英語力を高めるためにも、代表的な例文のパターンを覚えておくといいですね。

英語の勉強には洋楽の和訳サイトもおすすめです。
" /> 【英語】「時間」の表現方法を現役塾講師がわかりやすく解説!時刻と時間のそれぞれの表現を身につけよう – Study-Z
英語の勉強法

【英語】「時間」の表現方法を現役塾講師がわかりやすく解説!時刻と時間のそれぞれの表現を身につけよう

「時間」の表現方法には、「時刻」と「時間」によって区別できる。「時刻」は何時何分という表現をしますが、「時間」は何時間や何分間という表現になる。それぞれの表し方や尋ね方、独特な表現ものも含めて、チェックしておくと幅広い表現につながる。

10数年間、中高生に英語を指導しているライターヤマトススムと一緒に解説していきます。

ライター/ヤマトススム

10数年の学習指導の経験があり、とくに英語と国語を得意とする。これまで生徒たちを難関高校や難関大学に導いてきた。

時刻

image by iStockphoto

時間の表現のうち、「時刻」から見ていきます。時刻は何時何分などと表しますが、表現方法はさまざまあるので、主なものはチェックしておくといいですね。

時刻の表現方法

まずは、時刻の表現方法の説明です。基本的に「on + 時 + 分」と表現することが多くなっていますが、その表現の仕方には言い方や読み方もさまざまなので、詳しく見ていきましょう。

午前8時:eight (o’clock) a.m.

午後8時:eight (o’clock) p.m.

8時15分:eight fifteen (a quarter past seven)

8時30分:eight thirty (half past seven)

8時45分:eight forty-five (a quarter to nine)

8時10分:eight ten (ten(minutes) past eight)

8時50分:eight fifity (ten(minutes) to nine)

時刻の尋ね方

次は、時刻の尋ね方についての説明です。日本語でいうと「今、何時ですか」という言い方になりますが、英語では「now」は通常省略して表現しています。さっきも尋ねたけど「今は」何時ですかなど、あえて「今は」という必要があるときには付け加えて表現しますよ。

What time is it? ー It’s five minutes to seven.
今、何時ですか。ー 7時5分前です。

What time is it by your watch?
あなたの時計では何時ですか。

What time is it now in New Zealand?
ニュージーランドでは今何時ですか。

\次のページで「時間」を解説!/

次のページを読む
1 2 3
Share: