生物学

5分でわかる「バイオ燃料」元家庭教師がわかりやすく解説

バイオジェット燃料

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航空機のジェット燃料の代替えエネルギーとして注目されているのがバイオジェット燃料です。2030年以降に商用化を目指して研究が進んでいます。

最近ではミドリムシ廃食油などを原料にした研究が行われているそうです。食用油を原料にできることから「ゴミを燃料にできる」と期待が集まっています。

バイオガス

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他のバイオ燃料が液体のであるのに対し、気体であるのがバイオガスです。家畜の排泄物、汚泥、汚水などの有機廃棄物をメタン菌などの微生物によってメタン発酵させて製造しています。メタンや二酸化炭素が主成分で、燃焼させて電力を得ることができるのです。

エネルギー問題もごみ問題も解決できる有効な方法として注目を集めています。

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使用率や生産量はいつのどの時点のどこのデータかで大きく異なってしまう。ネットは除法を調べるのに便利だが、だれでも手軽に情報を発信できるため間違っていたり根拠が薄い場合も多々ある。

正しい情報を知りたいときは環境省などの信用できる機関のホームページや論文、書籍などを使ってきちんとデータ元を確認するようにしてくれ。これは大学でレポートを書くときも一緒だ。レポートを書くときに使うデータや理論は基本的に書籍を参考とし、ネットの情報を使う時も信用できるものか(誰が書いたどどこのサイトか)きちんと自分で確認するように。

バイオ燃料の課題

バイオ燃料の課題

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バイオ燃料といえば「食糧との競合とコスト」が大きな課題となっています。

例えばバイオエタノールの発酵は酵母が行いますが、人間が木材や紙を消化できないように酵母も木材などを直接発酵することが困難です。木材や紙の主成分はグルコースがいくつも連なったセルロース。これを発酵しやすいよう前処理、糖化する必要があります。このプロセスにコストがかかってしまうのです。また、できたエタノールも蒸留して濃度を高めるなどの工程も必要となります。

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この課題をクリアする簡単な方法があります。それは発酵しやすい作物を使うことです。人間もトウモロコシの皮や茎は食べられませんが身は食べて消化できますね。酵母も同じくトウモロコシの身の方が発酵しやすいのです。

しかし、食糧問題がある中で食糧からエネルギーを製造することが適切とはいえません。そのため、セルロースを効率よく燃料にするための効率的な前処理と糖化を行う方法の開発が課題となっています。

次の世代を担う、新たなエネルギー「バイオ燃料」

バイオ燃料は二酸化炭素の排出を抑えられる、環境にやさしいエネルギーです。生産できること(=枯渇しない)も大きなメリットとなっています。

バイオ燃料には「バイオエタノール」「バイオディーゼル」「バイオジェット燃料」「バイオガス」がありますが、効率よい製造と利用のためにはまだまだ課題がたくさんあるのが現状です。しかしそれは逆に言うとこれから発展する研究しがいのあるテーマといえるのではないでしょうか?

環境問題に興味がある人はぜひ、研究テーマの候補に入れてくださいね。

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たかはし ふみか