理科生物生物の分類・進化

すぐわかる「合弁花類・離弁花類」現役講師がさくっと解説!

よぉ、桜木建二だ。今回は、合弁花類と離弁花類について学んでいこう。

合弁花類と離弁花類という考え方は、植物の分類方法のひとつだ。中学理科で学習するキーワードだな。そもそも合弁花類や離弁花類という言葉はどのような意味なのか、またどんな植物が当てはまるのか、などのポイントをおさえたいところだ。

今回も、大学で分類学を中心に勉強していた現役講師のオノヅカユウを招いたぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ID: ↑パーツ内本文:76文字
yu_onozuka

ライター/小野塚ユウ

生物学を中心に幅広く講義をする理系現役講師。大学時代の長い研究生活で得た知識をもとに日々奮闘中。「楽しくわかりやすい科学の授業」が目標。

ID: ↑パーツ内本文:68文字

合弁花類・離弁花類とは?

合弁花類(ごうべんかるい)離弁花類(りべんかるい)は、双子葉植物の分類方法について学ぶときに出てくるキーワードです。

双子葉植物の花弁、つまり花びらの付き方に着目しましょう。花弁が1枚ずつばらばらになっているものを離弁花類花弁がくっついて1枚になっているものを合弁花類といいます。

ID: ↑パーツ内本文:143文字
no-img2″>
 <figcaption class=桜木建二

花弁が集まった状態のものを花冠(かかん)というため、「合弁花類=合弁花冠をもつ植物」、「離弁花類=離弁花冠をもつ植物」と言いかえられることもある。

また、合弁花類・離弁花類という言葉は双子葉植物について使われる言葉である、ということも覚えておきたいな。同じ種子植物の中でも、単子葉植物についてはこの分類は基本的に使われない。また、花をつけない裸子植物にも使われないのは当然だな。

ID: ↑パーツ内本文:190文字

花にはそれぞれ特有の形があります。ぱっと見は花弁がバラバラについていそうな離弁花らしき花でも、中心付近で花弁が合生(=合体)している、つまりよく見れば合弁花類だ!というものもよくあります。合弁花類と離弁花類を見分けるには花冠の構造をじっくりと観察してみなくてはいけません。

ID: ↑パーツ内本文:136文字

image by iStockphoto

とはいえ、系統関係の近い植物をある程度まとめた分類群によって合弁花類か離弁花類かが決まっていることが多いのが実際のところ。ごくわずかな例外が含まれていることもありますが、「基本的にこのグループは合弁花類」「このグループは離弁花類」というように、ある程度グループで覚えてしまうと判断が楽になりますよ。

ちなみに、一般的に合弁花類の双子葉植物は、離弁花類のものよりも進化しているといわれます。離弁花類の植物の中から合弁花類が進化してきたと考える研究者がいるためです。

ID: ↑パーツ内本文:232文字

代表的な合弁花類の植物

合弁花類に分類される植物にはどんなものがあるのでしょうか?代表的な分類群や覚えておきたい種をご紹介したいと思います。

ID: ↑パーツ内本文:58文字
次のページを読む
1 2 3 4
Share:
yu_onozuka