
【英語】助動詞を現役塾講師がわかりやすく解説!助動詞は基本と過去と会話表現と慣用表現の4つ

10数年間、中高生に英語を指導しているライターヤマトススムと一緒に解説していくぞ。

解説/桜木建二
「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/ヤマトススム
10数年の学習指導の経験があり、とくに英語と国語を得意とする。これまで生徒たちを難関高校や難関大学に導いてきた。
助動詞の基本と過去の表現

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助動詞のさまざまな使い方のうち、基本と過去の表現について見ていきます。基本ではさまざまな種類の助動詞を、過去の表現では2種類の過去の表現の違いを例文を交えてみていきましょう。
助動詞の基本
先に、助動詞の基本について見ていきましょう。主な助動詞には次のようなものがありますが、「…できる」という訳だけで覚えるよりも「可能」という抽象表現でもあわせて覚えておくと理解が深まります。
can(可能、許可、可能性、推量)「…できる、してもよい、ありうる」
may(許可、可能性、推量)「…してもよい、かもしれない」
must / have to(強制、命令、推量)「…しなければならない、に違いない」
will(未来、強い意志)「…だろう、しようとする」
should(義務、忠告、推量)「…すべきだ、であるはずだ」
had better(助言、命令)「…したほうがよい、しないといけない」
助動詞の過去の表現
次は、助動詞の過去の表現についての説明をします。過去の表現は、通常の過去形と過去のことに今言及している表現の2つです。
通常の過去は、助動詞がそのまま過去形になります。can なら could と過去形にし、「…することができた」という意味です。
過去のことに今言及する場合は、「助動詞 + have + 動詞の過去分詞形」で may なら「…したかもしれない」となります。
<通常の過去>
He could pass the entrance exam into his preferred school.
彼は志望校の入学試験に合格することができた。
<過去に言及する場合>
She may have regreted to do such a thing.
彼女はそんなことをして後悔したかもしれない。
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