この記事では英語の「勉強用アプリ」の選び方について解説する。

アプリというのは、スマホやタブレットで使うソフトやプログラムのようなものですが、上手に使えば英語学習の強力な味方にできるぞ。

国立大文学部卒業で、現役の英語講師でもあるライターすけろくを呼んです。さあ「英語勉強用アプリ」の選び方をいっしょに学んでおこうか。

ライター/すけろく

現役英語講師として数多くの生徒を指導している。その豊富な経験を生かし、難解な問題を分かりやすく解説していく。

「英語勉強用アプリ」の活用法とは?

image by iStockphoto

英語の勉強にスマホやタブレットのアプリは、なぜ便利なのでしょうか。また、どのようなアプリをどう活かしていけばよいのでしょうか。

#1 「スキマ時間」を活かせる

「英語勉強用アプリ」が持つ最大の強みは、何といっても「スキマ時間」を活かせるところでしょう。通勤・通学時の電車やバスの車内でも、人と待ち合わせをしたときのちょっとした空き時間でも、ほんの数分あれば簡単に学習できます

また、これまではスキマ時間を活かそうと思っても、満員電車の中では単語帳ひとつかばんの中から取り出すのも大変でした。さらに、できなかった単語をペンでチェックをいれていくなどは、まさに至難の業だったといえます。

スマホやタブレットなど比較的小さなデバイスならば持ち運びにも便利ですし、広いスペースも必要としないのも特徴です。まさに、勉強用アプリは21世紀型の学習ツールだといえるでしょう。こんな便利なものを活かさない手はありませんよね。

#2 「音声問題」にも対応できる

英語四技能のうち、リスニングやスピーキングといった「音声問題」に対応できるのも「英語勉強用アプリ」の大きなメリットです。かつては、これらの分野を独学で攻略するには大きな困難がともないました。

というのも、リスニングはCDを再生するか音源を録音したものを持ち歩くしかなかったからです。しかし、アプリならばスマホ一台あればネイティブの発音をいつでも聞くことができます

また、スピーキングはさらに困難で、それこそネイティブ講師に発音を矯正してもらったり、話す内容の手直しをしてもらうしかありませんでした。しかし、近年ではAI技術の飛躍的な向上にともない、そういったことすらもスマホ一台で十分可能になってきつつあります。

実際、音声認識技術は日進月歩で向上しており、アプリがあれば外国人講師の手助けなしで発音をネイティブのそれに近づけることができるので非常におすすめです。また、なかなかネイティブでないと難しいとされる類似表現の微妙な使い分けも、アプリひとつで解決できるといいます。

#3 「目的別」にアプリを選ぼう

では、実際に英語の勉強用アプリは、どのようにして選べばいいのでしょうか。ひとくちに勉強用アプリといっても、有名どころから無名のものまでそれこそ星の数ほど存在します。(少したとえがおおげさですね)

その中から自分にぴったりのアプリを探すには、やはりアプリ選びの「軸」となるものが必要になってくるでしょう。いくつかある「軸」の中でも、いちばん重要なのが「何のために」アプリを必要としているのかです。

英語の外部検定対策なのか、とにかく英文法を学びたいのか、それとも発音を矯正したいのか……。きちんと目的を明確にしておかないと、ぴったりのアプリを探し当てることはできないでしょう。

そして、アプリの「レビュー」も重要な判断材料になります。かならずしも評価が高くなければならないということはありませんが、あまりにも低すぎるものはやはりそれなりの理由があってのことではないでしょうか。

\次のページで「ときには「課金」もあり」を解説!/

#4 ときには「課金」もあり

英語の勉強用アプリには、無料のものと有料のものが存在します。また、一部が無料で一部が有料というものがあるのも事実です。

普通に考えれば、無料のものよりも有料のものの方が便利で優れていると考えがちですよね。しかし、話はそう単純ではありません。

無料アプリの中にも「名作」と評されるものもあれば、その逆もあります。けっして安くはないお金を払っても、それに見合う対価が得られないのでは意味がありません。

そこでおすすめなのが、まずは無料部分だけを試す方法です。そこで、無料部分だけでも便利で使い勝手がよいと感じたら、有料部分も課金して使えるようにするという手段がオススメだと思いますがいかがでしょうか。

その他にもアプリ選びの基準になることをまとめてみましたので、参考にしてみてくださいね。

・起動は「サクサク」か
・毎日やっても飽きないか
・ゲーム感覚で進められるか
・レベルが自分に見合っているか
・学習の記録をきちんと残せるか
・サービス事業者は大手であるか

以上の基準のうち自分に合わせて優先順位を決めるとよいでしょう。

「英語勉強用アプリ」を上手に活かそう

現代は、ほとんどの人がスマホやタブレットを活用して生活しています。そして、それぞれの端末には便利なアプリがインストールされていることでしょう。

もちろん、英語の学習にもアプリは大きく役に立ちます。しかし、アプリは無数に存在しておりぴったりのものを選ぶのは骨が折れる作業です。

今回の記事を参考に、あなたにぴったりの英語の勉強用アプリをみつけてみてはいかがでしょうか。

英語の勉強には洋楽の和訳サイトもおすすめです。
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英語の勉強法

英語速攻攻略を目指す!「英語勉強用アプリ」の選び方を現役英語講師がわかりやすく解説

この記事では英語の「勉強用アプリ」の選び方について解説する。

アプリというのは、スマホやタブレットで使うソフトやプログラムのようなものですが、上手に使えば英語学習の強力な味方にできるぞ。

国立大文学部卒業で、現役の英語講師でもあるライターすけろくを呼んです。さあ「英語勉強用アプリ」の選び方をいっしょに学んでおこうか。

ライター/すけろく

現役英語講師として数多くの生徒を指導している。その豊富な経験を生かし、難解な問題を分かりやすく解説していく。

「英語勉強用アプリ」の活用法とは?

image by iStockphoto

英語の勉強にスマホやタブレットのアプリは、なぜ便利なのでしょうか。また、どのようなアプリをどう活かしていけばよいのでしょうか。

#1 「スキマ時間」を活かせる

「英語勉強用アプリ」が持つ最大の強みは、何といっても「スキマ時間」を活かせるところでしょう。通勤・通学時の電車やバスの車内でも、人と待ち合わせをしたときのちょっとした空き時間でも、ほんの数分あれば簡単に学習できます

また、これまではスキマ時間を活かそうと思っても、満員電車の中では単語帳ひとつかばんの中から取り出すのも大変でした。さらに、できなかった単語をペンでチェックをいれていくなどは、まさに至難の業だったといえます。

スマホやタブレットなど比較的小さなデバイスならば持ち運びにも便利ですし、広いスペースも必要としないのも特徴です。まさに、勉強用アプリは21世紀型の学習ツールだといえるでしょう。こんな便利なものを活かさない手はありませんよね。

#2 「音声問題」にも対応できる

英語四技能のうち、リスニングやスピーキングといった「音声問題」に対応できるのも「英語勉強用アプリ」の大きなメリットです。かつては、これらの分野を独学で攻略するには大きな困難がともないました。

というのも、リスニングはCDを再生するか音源を録音したものを持ち歩くしかなかったからです。しかし、アプリならばスマホ一台あればネイティブの発音をいつでも聞くことができます

また、スピーキングはさらに困難で、それこそネイティブ講師に発音を矯正してもらったり、話す内容の手直しをしてもらうしかありませんでした。しかし、近年ではAI技術の飛躍的な向上にともない、そういったことすらもスマホ一台で十分可能になってきつつあります。

実際、音声認識技術は日進月歩で向上しており、アプリがあれば外国人講師の手助けなしで発音をネイティブのそれに近づけることができるので非常におすすめです。また、なかなかネイティブでないと難しいとされる類似表現の微妙な使い分けも、アプリひとつで解決できるといいます。

#3 「目的別」にアプリを選ぼう

では、実際に英語の勉強用アプリは、どのようにして選べばいいのでしょうか。ひとくちに勉強用アプリといっても、有名どころから無名のものまでそれこそ星の数ほど存在します。(少したとえがおおげさですね)

その中から自分にぴったりのアプリを探すには、やはりアプリ選びの「軸」となるものが必要になってくるでしょう。いくつかある「軸」の中でも、いちばん重要なのが「何のために」アプリを必要としているのかです。

英語の外部検定対策なのか、とにかく英文法を学びたいのか、それとも発音を矯正したいのか……。きちんと目的を明確にしておかないと、ぴったりのアプリを探し当てることはできないでしょう。

そして、アプリの「レビュー」も重要な判断材料になります。かならずしも評価が高くなければならないということはありませんが、あまりにも低すぎるものはやはりそれなりの理由があってのことではないでしょうか。

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