
【英語】1分でわかる!「It will be … before ~ .」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語
端的に言えばこの熟語の意味は「~するまでには…がかかる(でしょう)。」ですが、「…」の部分に入る言葉によって、色々なことが表現できるぞ。
個別指導塾で受験生の指導経験が豊富なライターさとみあゆを呼んです。一緒に「It will be … before ~ .」の意味や例文を見ていきます。

ライター/さとみあゆ
個別指導塾で多くの受験生を指導してきた経験を持つ。そのノウハウを駆使し、受験生だけでなく社会人にも「使える英語」を伝授する。
熟語「It will be … before ~ .」の意味は?

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「It will be … before ~ .」は、「~するまでには…がかかる(だろう)。」という意味の熟語です。「will」が使われていることからわかるように、未来のある時点までにどのぐらいかかるかということを表します。
意味その1 「~するまでには…がかかる(だろう)。」
「It will be … before ~ .」の「…」の部分には、時間の長さを表す言葉が入ります。よく見かけるのは「a long time」や「some time」など。
「a long time」なら「かなり時間がかかる」、「some time」なら「まだ少し時間がかかる」という意味になります。「a long time」は「ずっと先のことなので、期待できない」というネガティブなイメージになる場合も。
「before」の後ろには S+Vが続きますが、この「V」には現在形が使われる場合がほとんどです。文の意味は未来を表しますが、未来形は使用できないので注意してください。
It will be a long time before she gets well.
彼女が全快するまでには、まだ長い時間がかかるだろう。
It will be several years before the price of the medicine comes down.
その薬の価格が下がるまでには、数年かかりそうだ。
It will be some time before the train leaves.
電車が出発するまで、まだ少し時間がかかるだろう。
「It will be a long time before ~ .」の否定形
「It will be a long time before ~ .」は、「It won’t be a long time before ~ .」というように否定形で用いられることも少なくありません。「It will be a long time before ~ .」が「まだかなり時間がかかる」という意味になるのに対し、「It won’t be a long time before ~ .」は「長くはかからない=間もなくだ」というイメージになります。
また否定文の時は「It won’t be long before ~ .」というように「a long time」の代わりに「long」もよく使われます。肯定文の場合は「a long time」の方がより自然な感じがしますが、どちらにしても間違っているというわけではありません。
It won’t be long before it is dark.
間もなく日が暮れるだろう。
It won’t be long before we move again.
私たちがまた引っ越す日もそう遠くないだろう。
It won’t be long before I go on a trip to Europe.
もうすぐヨーロッパ旅行へ行きます。
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