英語の熟語

【英語】1分でわかる!「… is to blame (for ~).」の意味・使い方・例文は?ドラゴン桜と学ぶ英語主要熟語

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では英語の熟語「… is to blame (for ~)」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「…は(~に対して)責任(罪)がある」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC900点で、現役の翻訳者であるライターミッシェルを呼んだ。一緒に「… is to blame (for ~).」の意味や例文を見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/ミッシェル

中・高生の受験指導を経て、現在はアメリカで翻訳者として活動中。熟語の実践的な使い方を紹介する。

熟語「… is to blame (for ~)」の意味は?

image by iStockphoto

熟語「… is to blame (for ~)」は「…は(~に対して)責任(罪)がある」という意味です。「blame」は「非難する、(罪を)負わせる」という意味の動詞ですから、元々ネガティブなニュアンスがあります。そのため通常「~」には事件や事故など何か悪いことを表す単語が入りますよ。

意味「…は(~に対して)責任(罪)がある」

「主語 is to blame」を受動態と考えると、「主語 is to be blamed」が英文法として正しいのでは?と考えるかもしれませんね。「blame」には「責められる」という受動的な意味がすでにあるため、敢えて受動態にする必要はないという説明もありますし、また文法が確立される前からこの方法で使われてきたからなど諸説あるようです。慣用的に「主語 is to blame(for ~)」の形が使われているため、これはこの形で暗記してしまいましょう。

実生活においては、次に紹介する例文の1文目のように、人ではなく物事を主語にする使い方が非常によく見られます。「(事故や事件の)原因が主語(物事)にある」というニュアンスで、日本語ではあまり使わない言い回しですね。また、「partially to blame (for)」という形で、「責任の一端を負う」という表現もよく使われます。

The mechanical fault was partially to blame for the chemical plant explosion.
化学工場爆発の責任の一端は機械の故障にありました。

The owner is to blame for the dog bite injury.
犬に噛まれた傷の責任は飼い主にあります。

John is to blame for the accident.
その事故の責任はジョンにあります。

A portable heater was to blame for a fire.
火災の原因はポータブルヒーターにありました。

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ここで見たように、熟語「… is to blame (for ~).」は「…は(~に対して)責任(罪)がある」という意味だ。「partially to blame (for)」という形で、「責任の一端を負う」という意味を表すこともあるぞ!

熟語「… is to blame (for ~)」の言い換えや、似た表現は?

熟語「… is to blame (for ~)」を言い換えるには、「be responsible for」「caused by」「be at fault in」を使うことが可能です。

\次のページで「言い換え例:「be responsible for」「caused by」を使った言い換え」を解説!/

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