英語速攻攻略を目指す!「whose」の使い方を現役英語講師がわかりやすく解説
「whose」は疑問詞や関係詞として用いられるが、その違いや取扱い上の注意点を覚えれば、あっという間に使い方をマスターできるぞ。
国立大文学部卒業で、現役の英語講師でもあるライターすけろくを呼んです。さあ「whose」の使い方を速攻で攻略していきます。
ライター/すけろく
現役英語講師として数多くの生徒を指導している。その豊富な経験を生かし、難解な問題を分かりやすく解説していく。
「whose」の意味・用法とは?
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「whose」には大きく分けて2つの用法があります。それは、「疑問詞」としてのものと「関係詞」としてのものです。
疑問詞の場合は「疑問代名詞」の所有格としてはたらきます。そして、もうひとつが「関係代名詞」の所有格としてのはたらきです。
いずれも、「所有」というのが共通点でもあり、キーワードでもあります。では、それぞれについて詳しくみていくことにしましょう。
疑問代名詞「whose」・その1
疑問代名詞には、主格・所有格・目的格の3種類があります。このうち「whose」は所有格として、所有者をたずねるのが主なはたらきです。
代表的な訳し方は「だれの~」で、直後に名詞をともなって用いられます。では、次の例題をいっしょに解いてみましょうか。
例題:下線部が答えの中心となるような疑問文を完成させなさい。
This is Ken’s eraser.
これは、ケンの消しゴムです。
→ Whose bike is that?
これは、だれの消しゴムですか。
上の例題では「Ken’s」にしか下線が引かれていません。しかし、出来上がった疑問文の先頭には「Whose」の後に「eraser」も続いています。
これは、書きかえる前の文で「Ken’s」の後に「eraser」が続いているからです。
このように、所有格はいかなる場合でも後ろに名詞をともなうことに気をつけてください。
疑問代名詞「whose」・その2
疑問代名詞「whose」のもうひとつの用法が、後ろに名詞をともなわずに単独で用いるものです。
これはいったいどういうことなのか、次の例題を先ほどの例題とよく見比べてみてください。
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