アフリカ獣類
アフリカ獣類(またはアフリカ獣上目)は系統学的な研究において、DNAの分析から近縁な関係にあるとみなされたいくつかの目が集められたグループです。名前の通り、アフリカに生息するような動物などが含まれています。
おなじみのアフリカゾウが属する長鼻目、アフリカ大陸にのみ生息しているツチブタが属するツチブタ目、ネズミによく似たアフリカトガリネズミ目の仲間などがわかりやすいところ。さらに、このアフリカ獣類には、ジュゴンやマナティーの属する海牛目も含まれているんです。
異節類
異節類(または異節上目)はナマケモノやアリクイなどの動物が含まれているグループです。異節類の生物に共通する特徴は、背骨の関節にあります。他の哺乳類にはみられないような関節の形状をしているんです。また、歯が退化しているという特徴もあります。
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異節類は2つの目から成り立っています。アルマジロを含む被甲目(ひこうもく)と、ナマケモノやアリクイをふくむ有毛目(ゆうもうもく)です。分布はいずれも中南米に限られているので、日本では動物園などでしかお目にかかれない動物たちですね。
ローラシア獣類
ローラシア獣類(またはローラシア獣上目)も、DNAの分析によって近縁関係にあることがわかったいくつかの目がまとめられたグループです。ローラシア大陸で進化したと考えられる生物たちがふくまれます。
現在生きている生物の7つの目が属しています。私たちにとってとくに身近な存在であるネコやイヌがふくまれる食肉目(ネコ目)、ウマやサイなどがふくまれる奇蹄目(ウマ目)、クジラやイルカがふくまれる鯨偶蹄目、ハリネズミがふくまれるハリネズミ目、モグラがふくまれるトガリネズミ目、コウモリがふくまれる翼手目(コウモリ目)、センザンコウがふくまれる有鱗目(センザンコウ目)です。
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