

この言葉の英訳には「condolence」を用いるが、この言葉の幅広い意味やニュアンスを理解すると、英語でも使いこなせるシーンが増えるぞ。
現役の翻訳者であるライターmiyukiを呼んだ。一緒に「お悔やみ申し上げます」の英訳や使い方を見ていくぞ。

解説/桜木建二
「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/miyuki
都内で働く現役の翻訳者。国内外の論文、報告書などの和訳と英訳を手がける。経験を生かして自然で簡潔な英語表現を伝授する。
「お悔やみ申し上げます」の意味と使い方は?
お通夜、葬儀の場面で耳にすることの多い「お悔やみ申し上げます」というフレーズ。
日本語での意味や使い方をご存知でしょうか。
「お悔やみ申し上げます」の意味と使い方をまずは見ていきましょう。
「お悔やみ申し上げます」の意味
「お悔やみ申し上げます」は大切な人を失った遺族とお葬式で会話をする際や弔電でのメッセージに使用するフレーズです。
「お悔み」という言葉には、次のような意味があります。
1.くやむこと、後悔。「-が残る」
2.人の死を惜しみ残った人に慰めの言葉をかけること、またその言葉。「お-を述べる」 「お-に行く」
出典:weblio辞書
「お悔やみ申し上げます」の使い方・例文
「お悔やみ申し上げます」は故人の死を残念に思い悲しんでいることを伝える、遺族に対して使用する言葉です。
相手に伝える際は声のトーンを抑えて、小さめの声で伝えましょう。
ちなみにその他のよく聞くフレーズに「ご冥福をお祈りいたします」がありますが、こちらは故人に対して使用する言葉で、相手の宗教や宗派の考え方によっては失礼にあたることがあるので注意が必要です。
「お悔やみ申し上げます」の使い方を例文を使って見ていきましょう。
1.この度は心からお悔やみ申し上げます。
2.ご逝去の報に接し、謹んでお悔やみ申し上げます。
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