化学反応は化合だけじゃない!「熱分解」について元塾講師がわかりやすく解説
1-2.化学式での見分け方(分解)
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それでは、分解についても考えていきます。反応過程は後ほど説明するとして、代表的な分解の化学反応式を2つまとめました。化合と同様に、反応式のカタチに注目してみましょう。
(1)反応物が化合物1種類であること
(2)複数の生成物が生じること
つまり、化学反応式を考えたとき A→B+C のようなカタチをとります。分解反応は化合反応とは異なり、生成物は単体や化合物など様々ですが、反応物は必ず化合物であるといえるのです。
2.様々な分解反応
主な分解反応の種類を簡単に見ていきます。分解反応を進めるための方法によって、以下の4つを覚えておくといいでしょう。
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