【英語】1分でわかる!「leave A to B」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語
端的に言えばこの熟語の意味は「AをBに任せる」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
現役の翻訳者であるライターmiyukiを呼んです。一緒に「leave A to B」の意味や例文を見ていきます。
ライター/miyuki
都内で働く現役の翻訳者。国内外の論文、報告書などの和訳と英訳を手がける。経験を生かして自然で簡潔な英語表現を伝授する。
熟語「leave A to B」の意味は?
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leaveは、自動詞、他動詞、名詞の役割があり、複数の意味があります。
「leave A to B」はleaveの他動詞の用法です。
他動詞のleaveには「~を任せる」「~から離れる」「~を残す」などの意味があるため、用途によって「leave A to B」は異なる意味になります。
意味その1 「AをBに任せる」
Aには任務や責任などの名詞、Bには人がきます。
誰かに何かを任せる、何かを誰か任せにする、という際に使用されますね。
Bの判断やセンスを信頼して、Aのことを任せるニュアンスがあります。
I leave it to you. It’s your life.
あなたに任せるわ。あなたの人生だからね。
He left it to my decision.
彼はそれを私の判断に任せた。
Leave it to me. Tom is sick today, isn’t he?
私に任せておきなさい。今日はトム君病気なんでしょ?
意味その2 「BのためにAを離れる」
「~から離れる」という意味でのleaveでは、to以下のためにA(場所)を離れる、という表現で用いられます。
I have to leave a table to answer a call from my mother.
母からの電話に出るために席を外さなければならなかった。
I left home to go to a high school in Tokyo.
東京の高校に行くために私は親元を離れました。
She left home Sunday morning to attend a meeting in United States.
アメリカでの会議に参加するために日曜の朝に自宅を出ました。
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