この記事では英語の熟語「would rather (that) ~」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「~してほしいと思う」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC 910点で、現役の英語塾講師であるライターコウ ガブリエルを呼んです。一緒に「would rather (that) ~」の意味や例文を見ていきます。

ライター/コウ ガブリエル

現役の英語塾講師。香港で小学校から高校生までに受験英語を指導。また、過去東京で留学する際に、日本人の社会人にTOEICやビジネス英語などを指導したことがある。

熟語「would rather (that) ~」の意味は?

image by iStockphoto

「would rather」は多様な使い方があります。今回ご紹介する「would rather (that)」という熟語は、「〜してほしいと思う」という意味です。ネイティブの方はよくこの熟語を使い、他人に対しての願望を表します。ネイティブのようにうまく他人に物事を頼みたいなら、是非この機会に「would rather (that)」の意味と使い方を覚えておきましょう。

意味「〜してほしいと思う」

「would rather(that)」は日本語で「〜してほしいと思う」という訳になり、他人に対しての願望を示します。この熟語は幅広く使えますが、ただ使う時に時制に注意しなければなりません。「would rather (that)」の前後の主語が違う場合、過去形で現在と未来のことを、過去完了形で過去のことを表します。

「would rather (that)」の使い方がややこしそうなので、よりわかりやすく理解できるように、一緒に例文を見てみましょう。

I would rather you had finished your work on time.
あなたに時間通りに仕事を済ませてほしかったと思います。

I would rather that you bought me a new iPhone.
新しいiPhoneを買ってくれたらと私は思います。

I would rather you studied hard instead of playing all day long.
一日中遊ぶより、勉強に励んでほしいと私は思います。

熟語「would rather (that) ~」の言い換えや、似た表現は?

「would rather (that)」の言い換えとして、「hope (that)」と「wish (that)」があります。では、それぞれの使い方と例文を一緒に確認しましょう。

\次のページで「言い換え例:「hope (that)」を使った言い換え」を解説!/

言い換え例:「hope (that)」を使った言い換え

「hope」は「希望する」、「期待する」、「願う」という意味です。「hope (that)」は実現をする可能性がある時に使います。また、「that」を省略することが多いです。

I hope you will pass your exam.
試験に受かることを願っています。

I hope he will be punished for submitting the assignment after the deadline.
彼が締め切りに遅れて宿題を提出したということで罰を受けることを期待しています。

I hope you enjoy your trip to Japan.
日本旅行を楽しんでください。

言い換え例:「wish (that)」を使った言い換え

「wish (that)」は、「hope (that)」と比べて、実現の可能性が薄いです。大体「wish (that)」を使う場合、過去形で現在と未来のことを示し、過去完了形で過去のことを語ります。

I wish you could get full marks in the coming test.
あなたが次のテストで満点を取れますように。

I wish you had paid more attention in class.
授業でもっと集中してほしかったです。

I wish you studied English harder so that I can understand what you are saying.
あなたの言ってることを理解できるように、もっと頑張って英語を勉強してほしいです。

熟語「would rather (that) ~」を使いこなそう

この記事では熟語「would rather (that) ~」の使用例や、他の表現での言い換えパターンを説明しました。ネイティブの方はよく「would rather (that)」、「hope (that)」と「wish (that) 」を活用して、他人に対しての願望を示しますよ。英語をよりネイティブっぽく聞こえるように、今後外国人と話す時、是非「would rather (that)」とその類語を使ってみてください。

英語の勉強には洋楽の和訳サイトもおすすめです。
" /> 【英語】1分でわかる!「would rather (that) ~」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語 – Study-Z
英語の熟語

【英語】1分でわかる!「would rather (that) ~」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語

この記事では英語の熟語「would rather (that) ~」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「~してほしいと思う」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC 910点で、現役の英語塾講師であるライターコウ ガブリエルを呼んです。一緒に「would rather (that) ~」の意味や例文を見ていきます。

ライター/コウ ガブリエル

現役の英語塾講師。香港で小学校から高校生までに受験英語を指導。また、過去東京で留学する際に、日本人の社会人にTOEICやビジネス英語などを指導したことがある。

熟語「would rather (that) ~」の意味は?

image by iStockphoto

「would rather」は多様な使い方があります。今回ご紹介する「would rather (that)」という熟語は、「〜してほしいと思う」という意味です。ネイティブの方はよくこの熟語を使い、他人に対しての願望を表します。ネイティブのようにうまく他人に物事を頼みたいなら、是非この機会に「would rather (that)」の意味と使い方を覚えておきましょう。

意味「〜してほしいと思う」

「would rather(that)」は日本語で「〜してほしいと思う」という訳になり、他人に対しての願望を示します。この熟語は幅広く使えますが、ただ使う時に時制に注意しなければなりません。「would rather (that)」の前後の主語が違う場合、過去形で現在と未来のことを、過去完了形で過去のことを表します。

「would rather (that)」の使い方がややこしそうなので、よりわかりやすく理解できるように、一緒に例文を見てみましょう。

I would rather you had finished your work on time.
あなたに時間通りに仕事を済ませてほしかったと思います。

I would rather that you bought me a new iPhone.
新しいiPhoneを買ってくれたらと私は思います。

I would rather you studied hard instead of playing all day long.
一日中遊ぶより、勉強に励んでほしいと私は思います。

熟語「would rather (that) ~」の言い換えや、似た表現は?

「would rather (that)」の言い換えとして、「hope (that)」と「wish (that)」があります。では、それぞれの使い方と例文を一緒に確認しましょう。

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