この記事では英語の熟語「It is true (that) ~ , but …」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「確かに~ではありますが、しかし…。」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

個別指導塾で受験生の指導経験が豊富なライターさとみあゆを呼んです。一緒に「It is true (that) ~ , but …」の意味や例文を見ていきます。

ライター/さとみあゆ

個別指導塾で多くの受験生を指導してきた経験を持つ。そのノウハウを駆使し、受験生だけでなく社会人にも「使える英語」を伝授する。

熟語「It is true (that) ~ , but …」の意味は?

image by iStockphoto

「It is true (that) ~ , but …」は「確かに~ではあるが、しかし…。」という意味です。一方的に自分の意見を主張するのではなく、別の考えにも一定の理解を示すようなニュアンスで使われています

意味その1 「確かに~ではあるが、しかし…。」

「It is true (that) ~ , but …」は、直訳すると「~は真実である、しかし…。」となり、「確かに~ではあるが、しかし…。」「なるほど~だが…。」というように意訳します。「but」の前後で話が対立するイメージになるのは、「but」の持つ「しかし」という意味から。

文法的には「It」は形式主語と呼ばれるもので、本当の主語は「that節」です。この形は、英語では主語が長くなることを嫌うためによく用いられるので、英語を勉強中の人にはおなじみの構文でしょう。

It is true that she is beautiful, but she is selfish.
確かに彼女は美人だが、わがままだ。

It is true that his mother is young, but she is reliable.
彼の母親は確かに若いが、しかし信頼できる。

It is true she grew up near the sea, but she is not good at swimming.
彼女は海の近くで育ったのは事実ですが、水泳は得意ではない。

熟語「It is true (that) ~ , but …」の言い換えや、似た表現は?

「確かに~ではあるが、しかし…。」のように、2つの対立する内容の文をつなげた表現は複数あります。ここでは、「to be sure~ , but …」「indeed~, but …」について見て行きましょう。

\次のページで「言い換え例:「to be sure~ , but …」を使った言い換え」を解説!/

言い換え例:「to be sure~ , but …」を使った言い換え

「to be sure~ , but …」を使うと、言い換えが可能です。「to be sure」は、独立不定詞と呼ばれる熟語のうちの一つで、文頭だけでなく文中などにも置くことができます

「To be sure.」だけを会話の中で相槌のように使うことも。相手の言った内容に同意するニュアンスで「確かにね。」などと訳します。

I am poor, to be sure, but I am happy.
確かに私は貧乏だが、幸せだ。

He is a good singer, to be sure, but he can't act.
確かに彼は歌はうまいが、演技はできない。

To be sure he is famous, but he is not reliable.
彼が有名なのは確かだが、しかし信用はできない。

言い換え例:「indeed~, but …」を使った言い換え

「indeed~, but …」を使うと、言い換えることができます。「indeed」は「本当に」などの意味を持つ副詞なので、文頭にも文中にも置くことが可能です

「but」を伴って、「なるほど~だが、しかし…。」のように訳します。

Indeed she is old, but she is healthy.
なるほど彼女は年を取ってはいるが、健康だ。

She is indeed cute, but I don't like her very much.
彼女は確かにかわいいが、私はあまり好きではない。

Indeed Tom is very smart, but he is not diligent.
確かにトムはとても頭がいいが、勤勉ではない。

熟語「It is true (that) ~ , but …」を使いこなそう

この記事では熟語「It is true (that) ~ , but …」の使用例や、他の表現での言い換えパターンを説明しました。これらの表現は「なるほど、そうだ」というように一つの意見や考え方に同意を示したあとで、その意見に反する内容のことを言う時に使います。いずれもよく出てくるフレーズなので、しっかり覚えておきましょう。

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英語の熟語

【英語】1分でわかる!「It is true (that) ~ , but …」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語

この記事では英語の熟語「It is true (that) ~ , but …」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「確かに~ではありますが、しかし…。」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

個別指導塾で受験生の指導経験が豊富なライターさとみあゆを呼んです。一緒に「It is true (that) ~ , but …」の意味や例文を見ていきます。

ライター/さとみあゆ

個別指導塾で多くの受験生を指導してきた経験を持つ。そのノウハウを駆使し、受験生だけでなく社会人にも「使える英語」を伝授する。

熟語「It is true (that) ~ , but …」の意味は?

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「It is true (that) ~ , but …」は「確かに~ではあるが、しかし…。」という意味です。一方的に自分の意見を主張するのではなく、別の考えにも一定の理解を示すようなニュアンスで使われています

意味その1 「確かに~ではあるが、しかし…。」

「It is true (that) ~ , but …」は、直訳すると「~は真実である、しかし…。」となり、「確かに~ではあるが、しかし…。」「なるほど~だが…。」というように意訳します。「but」の前後で話が対立するイメージになるのは、「but」の持つ「しかし」という意味から。

文法的には「It」は形式主語と呼ばれるもので、本当の主語は「that節」です。この形は、英語では主語が長くなることを嫌うためによく用いられるので、英語を勉強中の人にはおなじみの構文でしょう。

It is true that she is beautiful, but she is selfish.
確かに彼女は美人だが、わがままだ。

It is true that his mother is young, but she is reliable.
彼の母親は確かに若いが、しかし信頼できる。

It is true she grew up near the sea, but she is not good at swimming.
彼女は海の近くで育ったのは事実ですが、水泳は得意ではない。

熟語「It is true (that) ~ , but …」の言い換えや、似た表現は?

「確かに~ではあるが、しかし…。」のように、2つの対立する内容の文をつなげた表現は複数あります。ここでは、「to be sure~ , but …」「indeed~, but …」について見て行きましょう。

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