英語の熟語

【英語】1分でわかる!「what (little) … S V」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語

この記事では英語の熟語「what (little) … S V」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「SがVするほんのわずかな…」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

元学習塾講師で難関高校対策を専門にするライターwhite_sugarを呼んです。一緒に「what (little) … S V」の意味や例文を見ていきます。

ライター/white_sugar

元学習塾講師。難関国私立高校受験対策英語専門に指導。指導実績は開成高校を筆頭に国立大付属高校、早慶等多数。

熟語「what (little) … S V」の意味は?

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見た目は難しくありませんが、このwhatは関係副詞という用法です。高校生になってから学習する内容ですね。

ご存じの通りlittleが名詞を伴うと、「ほとんどない…」という意味になります。この熟語ではwhatがlittleを修飾して強調するんです。そして関係代名詞と同じように「SVする~」につなげるようにして訳します。

「ほとんどない」を強調すると「非常にほとんどない」となってしまい、「そんな風には日本語では言わないよ!」と言いたくなりますね。ですので「ほんのわずかな…」とか「なけなしの…」という訳を当てることが多いです。

意味その1 「SがVするほんのわずかな…、SがVする限りの」

この熟語のニュアンスとしては、「本当に少ないのだけれども、それでも可能な限り」というもの。たくさんある物からほんのチョビッとだけ、というケチなものではありません。

例文1を見るとニュアンスが伝わりやすいのではないでしょうか。メアリーはけしてお金持ちではありませんが、所持金のほとんどを被災者のために渡したのだ、と読み取れます。

お金の場合はmoneyを省略する場合も。また、ギャンブルや嗜好品にお金をつぎ込む場合は「有り金叩いて」なんて訳出もできますね。

例文2も同様で、ジャックが普段はけして勇猛果敢な人物ではないと自然に伝わるんです。なお、携行品や気持ちなど、「持っている」のが明らかな場合には「SV(S have/has/had)は省略されることもあります。

例文3はほんのわずかなフランス語、ということですからおそらく文法や冠詞などには詳しくないのではないか、という印象。ですので「片言のフランス語で」と訳すこともできるんです。

例文4のようにwhat little S canで「少ないながらもできる限りのことを」となりますが、「微力ながら」と訳すとちょっと格好いいですよね。

1.When Mary saw flood victims, she gave what little (money) she had.
メアリーは洪水の被災者を見ると、なけなしのお金を彼らに渡した。

2. Jack mustered up what little courage (he had) and stood up to a bully.
ジャックは持てる限りの勇気を振り絞って、いじめっ子に立ち向かった。

3. I used what little French I know to guide those foreigners.
私は知りうる限りのフランス語を使って、その外国人たちを案内した。

4. I’ll do what little I can for you.
微力ながらお手伝いいたします。

熟語「what (little) … S V」の言い換えや、似た表現は?

「what (little) … S V」にはほぼ完全に互換できる熟語があります。また、使い分ける必要がある熟語もあるので早速ご紹介しましょう。

\次のページで「言い換え例:「all the little … (that) S V」を使った言い換え」を解説!/

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