【英語】1分でわかる!「be in favor of …」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語
端的に言えばこの熟語の意味は「〜に賛成である」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
TOEIC880点で、現役の大学生であるライターTakaosushiを呼んです。一緒に「be in favor of …」の意味や例文を見ていきます。
ライター/Takaosushi
英語を勉強することが好きで英語科に通う大学3年生。英語を言語学としても勉強する筆者が詳しく解説していく。
熟語「be in favor of …」の意味は?
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「be in favor of …」には大きくわけて「~に賛成である」「~を支持している」という同意や賛成を表す意味と「~を選択して」「~を好んで」という選択や好みを表す意味があります。「favor」は名詞として使われる場合は「好意、親切心」、動詞として使われる場合は「~の方を好む」という意味です。
「of」のあとには名詞または動名詞がはいります。
意味その1 「~に賛成である」
「be in favor of …」は「~に賛成である」「~を支持している」という意味で多く使われます。非常に丁寧な表現で、ビジネスシーンや政治の場などでよく使われる表現です。「複数ある中から好みのものを選ぶ」というニュアンスがあります。
それでは例文を見ていきましょう。
I’m in favor of her not going out today.
私は彼女が今日、外出しないことに賛成だ。
I’m in favor of same-sex marriage.
私は同性婚に賛成だ。
He is in favor of abolishing the death penalty.
彼は死刑制度廃止に賛成だ。
意味その2 「~を選択して」
また、「be in favor of …」は「~を選択して」「~の方を好んで」という意味でも使われる表現です。「Aを選択してBする」という意味で使う場合は「B in favor of A(名詞または動名詞)」の形になります。2つの文書を「in favor of …」でつなげるようなイメージです。
それでは例文を見ていきましょう。
She quitted her job in favor of chasing her dream.
彼女は夢を追うことを選び、仕事を辞めた。
I’m in favor of sushi today.
今日は寿司の気分だ。
She discriminates in favor of her friends.
彼女は友達をえこひいきする。
3文目の「discriminate in favor of A」は「Aをえこひいきする」という意味のイディオムです。
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