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古代ギリシアの第一級科学者「アルキメデス」功績や生涯を戦国通サラリーマンが徹底解説

よぉ、桜木建二だ。古代ギリシアには様々な学者がいたとされていて、学者たちが残した理論が今でも物理学や天文学などに用いられているようだな。また現代のように一つの学問を専門とする学者ではなく物理・数・天文・哲学などの多様なことを学び世界に発信していたようだ。

今回はその学者の一人だった第一級科学者としての評価を得ているアルキメデスを歴史マニアであり歴史ライターのwhat_0831と一緒に解説していくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

what_0831

ライター/what

歴史は好きなものの古代ギリシアについてはあまり調べたことがない…が、古代ギリシアに関する本などを読み込みアルキメデスの行ったことを解説していく。

文献に登場するアルキメデス

image by PIXTA / 36794012

アルキメデスの名前は今から約2300年前の古代ローマの人々によって残された文献で初めて登場しました。

アルキメデスの生い立ち

アルキメデスの存在は古代ローマの歴史学達によって記述された歴史書で確認されています。その歴史書にはアルキメデスの友人とされるヘラクレデイスが伝記を残したとすることは分かっておりますが現代では既に失われてしまい存在を確認することが出来ません。

生まれた場所に関しましては、紀元前278年のシチリア島の植民都市だった地中海最大の島とされるシラクサで生まれたとされています。当初は生まれた年代が不明でしたが紀元前278年と判明したのは、没した七十五歳の年齢から逆算してでした。

アルキメデスの友人

哲学者だったヘラクレデイスの他にも親しい友人がいたとされ、名をエラトステネスといい紀元前275年から194年にかけて活躍していたようでギリシャ人の学者でした。アルキメデスと同様に様々なことを学んでおり中でも数学と天文学に関しては後世大きな業績を残した人物でもあります。

親しかったことが記されているのが、アルキメデスの著作した「方法」(または「機械定理の方法」とも呼ばれる)に書かれていたエラトステネスに宛てた数学論文でした。主な業績としては、地球の大きさを初めて測定したことと素数を判定するエラトステネスの篩を発明し素数の存在を発見したことです。 

学者としての発明と発見

アルキメデスの学者として行ったことをみていきましょう。

物理学の法則

アルキメデスが発見したエピソードの中で一番有名なことがアルキメデスの原理でしょう。この物理学が発見されたきっかけは、王冠が作られたことからでした。

アルキメデスが住んでいたシラクサを収めていたヒエロン二世が、金の王冠が欲しいために金細工師に金を渡し王冠を作るよう命令していきます。ところが悪知恵を働かせていた金細工師は、渡された金を使わずに金以外の鉱物を混ぜ込み王冠を作成しました。

金細工の行いが噂されヒエロン二世の耳に入っていくとアルキメデスに噂が本当かどうか調査するよう依頼が入ります。色々と実験を試して王冠を調べていきましたが、思ったような結果が得られず困り果てていました。

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