【英語】1分でわかる!「The trouble is that ~ .」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語
端的に言えばこの熟語の意味は「問題なのは~です。」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
元学習塾講師で難関高校対策を専門にするライターwhite_sugarを呼んです。一緒に「The trouble is that ~ .」の意味や例文を見ていきます。
ライター/white_sugar
元学習塾講師。難関国私立高校受験対策英語専門に指導。指導実績は開成高校を筆頭に国立大付属高校、早慶等多数。
熟語「The trouble is that ~ .」の意味は?
image by iStockphoto
troubleには様々な意味がありますが、このイディオムでは「問題点」や「困ったこと」に焦点が絞られます。
that以下にはSVのまとまり(節)が続き、troubleの内容を具体的に説明する、そんな掴み方でOKですよ。なお、thatは省略することが可能です。
意味その1 「問題は~だということだ。困ったことに~だ。」
最も基本的な使い方が「問題は~だ、困ったことに~だ」というものです。主観的なものなので問題の大小にかかわらず、話し手が困惑している事態全般に関して使えます。
1. The trouble is that my flight iscanceled because of the bad weather.
困ったことに、悪天候のせいで私の乗る予定の航空便が欠航になった。
2. I’ll buy a pen for my sister. The trouble is that I don’t know her favorite color.
妹にペンを買ってあげよう。問題は、俺が妹の一番好きな色を知らないことだな。
3. The trouble was that I was a stranger there, so I couldn’t find the Spanish-bar easily.
困ったことに、私はその場所になじみがなかったので、バルを容易には見つけられなかったんだよ。
4. The operation itself is not so difficult but the trouble is that the patient has a heart disease.
手術自体はさほど難しくはないのだが、厄介なことに患者は心臓病持ちだ。
意味その2 「欠点/難点は~だ」
The trouble with A is that~の形になると「Aの欠点は~という点だ」という意味になります。
Aには人でも物でもどちらでも入りますよ。別に「困ったことに~」と訳しても問題がないものばかりですね。「~というところには困るよ」と訳出しても可(例文1)。
しかし、先ほど紹介した例文では「~欠点だ」とは訳せないのです。
1. The trouble with him is that he talks too mush and never listens to any one.
あいつの欠点は喋りすぎるクセに他人の話に絶対に耳を傾けないところだ。
(=あいつは喋りすぎるクセに他人の話に耳を傾けないから困るんだよ。)
2. The trouble with oak is that it is cold to touch in winter though it is very beautiful.
オーク材はとても美しいのだが、冬場に触ると冷たいのが難点だ。
\次のページで「熟語「The trouble is that ~ .」の言い換えや、似た表現は?」を解説!/