【英語】「感情動詞」を現役塾講師がわかりやすく解説!受動態で表現する理由を知っておこう
10数年間、中高生に英語を指導しているライターヤマトススムと一緒に解説していきます。
ライター/ヤマトススム
10数年の学習指導の経験があり、とくに英語と国語を得意とする。これまで生徒たちを難関高校や難関大学に導いてきた。
受動態と感情動詞
image by iStockphoto
感情動詞は、受動態の形で表現されることがあります。日本語では受け身で感情表現をすることは少ないのですが、英語での感情動詞は受動態で使われるケースが多くなっていますよ。
受動態で表現する感情動詞
最初は、受動態で表現する感情動詞の説明です。日本語であれば「私は驚いた」と表現するのが普通ですが、英語では人を主語にすると「人 + be動詞 + surprised(人が驚かされる=驚く)」と受動態の形になります。日本語では感情は内面から湧いてくるとするのに対し、英語では外的要因によって感情が動かされるとしていると考えることができますね。
受動態で使われる感情動詞には、次のような表現があります。
be surprised at …(…に驚く)、be excited about …(…に興奮する)
be interested in …(…に興味がある)、be satisfied with …(…に満足している)
be pleased with …(…を気に入る)、be delighted at …(…に喜ぶ)
be disappointed at …(…に失望する)、be worried about …(…を心配する)
受動態で表現する感情動詞の使い方
続いて、受動態で表現する感情動詞の使い方です。受動態で表現する場合は、人を主語にした文で表します。しかし、英語では物事を主語にすることも少なくないので、「物事 + surprise + 人(物事が人を驚かす)」と能動態で表現することも可能です。
I was surprised at an email from my family.
私は家族からのメールに驚いた。(=驚かされた)
He is interested in culture of Australia.
彼はオーストラリアの文化に興味を持っている。(=興味を持たされている)
World Cup games excited us many times.
ワールドカップの試合は何度も私たちを興奮させた。
\次のページで「状態動詞と感情動詞」を解説!/