【英語】1分でわかる!「search A for B」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語
端的に言えばこの熟語の意味は「Bを求めてAを探す」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
元学習塾講師で難関高校対策を専門にするライターwhite_sugarを呼んです。一緒に「search A for B」の意味や例文を見ていきます。
ライター/white_sugar
ライター/white_sugar
元学習塾講師。難関国私立高校受験対策英語専門に指導。指導実績は開成高校を筆頭に国立大付属高校、早慶等多数。
熟語「search A for B」の意味は?
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searchという単語は「~を探す」という意味で学習している人が多いでしょう。実はsearchには他動詞と自動詞があり、大まかには「search A」はAという場所やエリアを捜索するという意味です。
一方で「search for B」にはBを求める、探すという意味があるんですね。この2つが合体して「Aを求めてBを探る」という意味になります。
探し求めるものが動詞の目的語にはならない、というのがミソ。
意味その1 「Aを求めてBを探る、AがないかとくまなくBを探す」
原義に限りなく近い意味ですね。早速例文を見てみましょう。
例文3のように人をsearchの目的語にすると、「身体検査(所持品検査)をする」という訳を当てるととても分かりやすくなりますよ。
1. The pirates seached the seven seas for treasure.
海賊たちは財宝を求めて七つの海を探し回った。
2. Suddenly I felt bad feering, and I searched my bag for the key. I couldn’t find it as I expected.
突然嫌な予感がしたので、鍵がないかとカバンの中をくまなく探した。案の定、見つけられなかった。
3.The police searched him for some weapons.
警察は凶器を持っていないかと彼の身体検査をした。
意味その2 「~を見つけようとじっと見る、じろじろ見る」
先ほどの用法は体全体をつかって探しに行くイメージでした。こちらは主に「目」に主眼を置いている表現。
しいていうなら「探り出す」に近いかもしれませんね。searchの目的語には場所だけではなく、記憶や文書の他、人体も対象になります。(例文2と例文3)
1. I seached the forest for loong-tailed tits with a binoculars.
私はシマエナガを探して双眼鏡で森を見渡した。
2. He seached the lowbooks for the the precedent.
彼はその判例を求めて法律書にあたった。
3. The doctor seached her wound carefully for any pieces of broken glass.
医者はガラスの破片が残っていないかと彼女の傷口を探った。
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