この記事では英語の熟語「strike A as B」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「AにBという印象を与える」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC915点で、海外経験も多いライターさくらを呼んです。一緒に「strike A as B」の意味や例文を見ていきます。

ライター/さくら

子供の頃から海外に興味を持ち、大学は英文科へ。留学、ワーキングホリデー、海外ボランティアなど海外経験は8年以上で三ヶ国語を話す。日常で使う表現を得意とする。

熟語「strike A as B」の意味は?

image by iStockphoto

strike」は「打つ」「殴る」といった意味で使われることが多いですが、イメージとしては「何かが何かに強くぶつかる」ということです。物理的に当たるだけでなく、何かが人の心を打つ、イメージを焼き付けるといった意味でも使われますよ。「as」はここでは「 ... と」という意味ですので、「strike A as B」で「Aは(何かを)Bと思う」「AにBだという印象を与える」ということですね。

意味「AにBと印象づける」

Aは人、Bはどんな印象を持ったかということで、「人に ... という印象を与える」「人に ... と思われる」ということですね。日本語でよく言う「私のイメージでは ... 」といった表現をしたいときに使えます。Bの部分には名詞がくる場合と形容詞の場合とがありますよ。

It struck me as strange.
私はそれは妙だと思った。

She struck me as a kind person.
彼女は親切な人という印象を受けた。

Jim doesn't strike me as someone who would say such things.
ジムはそんなことを言う人とは思えない。

熟語「strike A as B」の言い換えや、似た表現は?

「strike A as B」をほかの表現で言い換えてみましょう。「印象を与える」という意味で使われる最も一般的な英語表現には「give an impression」があります。これは日本語そのままですね。またイメージするという意味の「imagine」を使っても似たような意味を表すことができますよ。

\次のページで「言い換え例:「give an impression」を使った言い換え」を解説!/

言い換え例:「give an impression」を使った言い換え

「give an impression」を使うと、同じような意味を表現できます。「give an impression」は「印象を与える」ということですね。誰に印象を与えたかは、「on + 人」で表しましょう。「give」の代わりに「leave」や「make」も使えますし、主語が印象を受ける側の人になると動詞は「have」や「get」などが使えますよ。

It gave a strange impression on me.
それは私に妙な印象を与えた。

She left a favorable impression on him.
彼女は彼に良い印象を与えた。

I had the impression that he is not a bad person.
私は彼が悪い人間ではないという印象を持った。

似ている表現:「I imagine that ...」

「 ... というイメージがある」、「(自分のイメージするところでは) ... だと思う」と言いたいときは、「imagine」を使いましょう。日本語をそのまま訳して「My image is ... 」と言いたくなりますが、名詞の「image」ではなく動詞を使って「I imagine that ...」とします

I imagine that she is a kind person.
私は彼女は親切な人だという印象がある。

I imagine that it is always cloudy in London.
ロンドンはいつも曇り空というイメージがある。

I can't imagine him saying such things.
彼がそんなことを言うとはイメージできない。

熟語「strike A as B」を使いこなそう

この記事では熟語「strike A as B」の使用例や、他の表現での言い換えパターンを説明しました。熟語としての意味は「印象を与える」ですが、「strike」の本来の意味「打つ」をイメージするとニュアンスが理解しやすいですね。どんなに意味が多い単語でも、基本となる意味をイメージ化して覚えておくことで知らない熟語が出てきても辞書を使わず意味が推測できるようになりますよ。

英語の勉強には洋楽の和訳サイトもおすすめです。
" /> 【英語】1分でわかる!「strike A as B」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語 – Study-Z
英語の熟語

【英語】1分でわかる!「strike A as B」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語

この記事では英語の熟語「strike A as B」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「AにBという印象を与える」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC915点で、海外経験も多いライターさくらを呼んです。一緒に「strike A as B」の意味や例文を見ていきます。

ライター/さくら

子供の頃から海外に興味を持ち、大学は英文科へ。留学、ワーキングホリデー、海外ボランティアなど海外経験は8年以上で三ヶ国語を話す。日常で使う表現を得意とする。

熟語「strike A as B」の意味は?

image by iStockphoto

strike」は「打つ」「殴る」といった意味で使われることが多いですが、イメージとしては「何かが何かに強くぶつかる」ということです。物理的に当たるだけでなく、何かが人の心を打つ、イメージを焼き付けるといった意味でも使われますよ。「as」はここでは「 … と」という意味ですので、「strike A as B」で「Aは(何かを)Bと思う」「AにBだという印象を与える」ということですね。

意味「AにBと印象づける」

Aは人、Bはどんな印象を持ったかということで、「人に … という印象を与える」「人に … と思われる」ということですね。日本語でよく言う「私のイメージでは … 」といった表現をしたいときに使えます。Bの部分には名詞がくる場合と形容詞の場合とがありますよ。

It struck me as strange.
私はそれは妙だと思った。

She struck me as a kind person.
彼女は親切な人という印象を受けた。

Jim doesn’t strike me as someone who would say such things.
ジムはそんなことを言う人とは思えない。

熟語「strike A as B」の言い換えや、似た表現は?

「strike A as B」をほかの表現で言い換えてみましょう。「印象を与える」という意味で使われる最も一般的な英語表現には「give an impression」があります。これは日本語そのままですね。またイメージするという意味の「imagine」を使っても似たような意味を表すことができますよ。

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